WESTER全線きっぷ Day2【大移動】
2日目。朝食付きのホテルだったので一通り食べていく。時間があったので上郷まで山口線を往復する。
新山口からいったん小倉まで向かう。もともと新山口から福山まで500系新幹線に乗る予定だったものの、ハローキティ新幹線だったのでそれを回避しようとしたのである(もっとも、乗車予定の号車であればそこまで関係がなかったと思われるようである)。
小倉で新幹線を待つ。小倉ー徳山間の乗車だが、色々あって厚狭で分割して購入。500系新幹線は斜体の丸みが乗車中もよくわかる車両である。
今回乗り込むのは6号車で、列のサルーンシートではなく、元グリーン車である。ほかの号車が20列あるのに対して6号車は17列ということからも足元の広さがわかるだろう。フットレストこそないものの、前の列に足があたることはない。ただ車内はN700と比べれば暗めだなという印象もある(これは7号車でも同じだった)。各駅で新幹線の通過待ちをしながら徳山まで向かう。
徳山で8分ほど待って後続のさくら号に乗り換える。恐らく新岩国で追い抜くのであろう。車内は非常に混み合っている。もともと福山から抑えていた座席は広島からしか取れなかったので徳山までは別の座席に座る。ずっとこの間課題を進めていたので間の内容は省略。
新大阪で30分ほど時間があるので弁当を買う。奈良に行けないので柿の葉寿司を買う。乗り換えるはサンダーバード号。京都、敦賀と止まり敦賀で新幹線と乗り換える。流石に新快速よりも一段速い走りで、敦賀までの遠さを感じさせなかった。車内は半数強乗っているという感じか。
敦賀駅は32番乗り場に入る。懸案の北陸新幹線との乗り換えはめっちゃ頑張れば3分で乗り換えられるかなあというくらいでそんなに余裕はない。新幹線のホームは東海道・山陽新幹線のユーザーからすればまさに異世界で、東京から北側の新幹線との地続きさを感じさせている。W5系の車内も、ヘッドレスト然り、車内の色然り、ドア開閉時に手すりが光ること然り全然違う。一種のカルチャーショックをここで覚えることになった。
乗り換えにそこまでの混乱を招くことなく富山行きつるぎ号は発車。各駅に停車する新幹線ではあるものの、今まで在来線で移動してきた身からすれば非常に速さを感じる。260km/hは遅い遅いというがこれでも速い。
金沢で七尾線に乗り換える。この先の旅程変更に合わせた指定券を取りなおそうとしたのだが、みどりの券売機もみどりの窓口もとにかく混んでいた。仕方ないのでとりあえず能登かがり火に乗り換える。金沢駅在来線ホームにあった「しらさぎ」「サンダーバード」の乗車案内は全て撤去されていて、その跡が痛々しく残っている。
能登かがり火はガラガラではあるのだが、むしろ快適なのでよしとしよう。停車駅は羽咋、七尾、和倉温泉のみである。いったん津幡で運転停車を経て羽咋まで快調に飛ばす。羽咋では金沢行、七尾行を退避させて先の道を行く。降りたのは1人だけである。次いで七尾に着く。1番乗り場は前に来た際には使えていなかったが、復旧していた。しかしまだまだ地震の爪痕は残っている。
「あと5分ほどで終点の和倉温泉に着きます」との放送が入り、和倉温泉駅に滑り込む。再舗装されているホームに降り立つと北國新聞のカメラマンがいたのでどうせガラガラの様子を撮りたいのだろうとみてピースしておいた(どうやらこの記事である。不採用だった、残念)。「不便になったでしょ」と言われたので、「いや、速くなったし…」と言い返してしまった。
和倉温泉駅は無人駅になってしまっている。やることもないのでのと鉄道の汽車で七尾へ折り返す。それを後追うようにして金沢行特急が進むようである。のと鉄道の普通列車でも和倉温泉ー七尾間はきっぷが有効だったので助かった。
では改めてのと鉄道に乗り込む。運転士ながら車内放送をする器用な方であった。Pokemon With Youトレインだそうだ。5人くらいで発車する。典型的な里山の雰囲気の中、能登中島まで順調に進む。同駅で10分以上停車するので運転士に願い出て駅舎を取り駅の写真などを撮らせてもらった。
この先穴水までは若干山の中と海沿いを走るという感じであった。穴水について車内で精算する。駅の窓口は旅行会社としての役割と硬券入場券の販売をやっているだけであった。のと鉄道の本社として書かれている建物は応急危険度判定で赤となっていたり、バスの屋根もズレていたりした。
駅前の寿司屋で回らない寿司を食べて七尾に戻る。時間があったので2,3番乗り場からも撮影したり、かつての能登線の車両などを撮ったりした。駅待合室で相撲をやっているのを見ていたら2両編成の穴水止めの汽車がやってきた。穴水方で精算をしている間に七尾行きとしてのドアが開扉してたので2両目に進むと、当該穴水止めの運転士から「あれっ!まだいたんですか!」と言われたので「いや今乗りました」と応じた。
行きの穴水行きと同じ運転士が運転されていたが、各駅での開扉・閉扉が本当に速かったように感じた。能登中島から高校生が乗ってきて、七尾まで乗りとおしていた。
七尾からは10分の連絡で金沢行に接続している。521系の4両編成は座席がちょうど埋まる感じであった。4両ワンマンで信用乗車方式で進む。金沢まで90分と特急から比べれば遅いと言わざるを得ない。夜なので特にいうこともなく金沢まで戻る。かがやき号に乗り換えて福井まで。1面2線という特殊なつくりだが、通過を想定していないのでホームドアはギリギリに設置されている。このまま宿という名の快活CLUBに引っ込む。
旅程表はこちら。
新山口 | 07:18 | さくら401 |
小倉 | 07:40 | |
08:12 | こだま844 | |
徳山 | 09:03 | |
09:11 | さくら542 | |
新大阪 | 10:59 | |
11:16 | ダバ19 | |
敦賀 | 12:33 | |
12:42 | つるぎ20 | |
金沢 | 13:39 | |
14:00 | 特のと | |
和倉温泉 | 15:02 | |
15:12 | 七尾線 | |
七尾 | 15:18 | |
15:38 | のと鉄道 | |
穴水 | 16:36 | |
18:14 | のと鉄道 | |
七尾 | 18:57 | |
19:07 | 七尾線 | |
金沢 | 20:38 | |
20:53 | かがやき515 | |
福井 | 21:18 |
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