城端線・氷見線の新型車両デザインが公表
富山県と4市・JR・あいの風で構成される城端線・氷見線再構築協議会の4回目が開かれ、新型車両デザインが公表された。
第2回のタイミングで車両デザインの作業チームが置かれ(議事録、実際の設置は9月)、もともとは2024年度内に第4回会議が開かれる予定だったようである(第3回に配布された参考資料)。
デザイン検討チームの動きを見ると、県・4市・JR金沢支社副社長・あいの風取締役をメンバーとして9月に作業チーム結成、3事務所にデザインを依頼し、その後2回のプレゼンを経て2024年3月にはデザインが選考されていたようである(資料1)。
新型車両の基本設計は521系に準じることが第3回の資料で出てきたところであるが、出てきたデザインはJR西日本らしい大窓をもち、あいの風のシンボルカラーである青と緑をうまく重ねた車両となっている。第2回会議で懸念されていた幌のデザイン性への影響はどの程度なのかは画像だけではわからない。

車両愛称にあたるものは「KASANE」である。伝統×未来、海×山、東西×南北、日常×観光を「重ねる」というもののようである。
車内インテリアもJR西のよく見る車両よりもやや豪華そうである。リネンにも先の「KASANE」のロゴが入っているように見える。
天井や床には木目を活用している(木を使うとは書いていない)。

なお、今後の再構築会議は、2025年度中に3回程度開催されるとのことである。
そういえば、JR東日本のHB-E220系(導入予定リリース)の報道公開があったが、機器室や窓割りについて比較してみると面白いだろうと思われる(YouTube)。皆までいわすなという感じである。
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