北大阪急行・御堂筋線・四つ橋線・ニュートラムダイヤ改正を発表

2024年4月26日大阪市交通局/Osaka Metro

2024年各社ダイヤ改正に関する記事はこちらから

Osaka Metro・北大阪急行は北大阪急行南北線開業に合わせたダイヤ改正を発表した。
2024年3月23日(土曜日)初発から Osaka Metro 御堂筋線・四つ橋線・ニュートラムのダイヤ改正を行います
延伸線開業に伴うダイヤ改正について(北大阪急行)

今回のダイヤ改正日は2024年3月23日土曜日である。今までの延伸関係のダイヤ改正は1週間ほど前から試運転で実施することがある(例えばけいはんな線など)のだが、今回はダイヤ改正即日延伸開業である。
参考:なにわの地下鉄様

もくじ

  1. 御堂筋線・北大阪急行線
  2. 四つ橋線
  3. ニュートラム

1.御堂筋線・北大阪急行線

①現在千里中央駅まで運転する列車を箕面萱野駅まで運転する。箕面萱野ー梅田は最速25分である。
千里中央駅での折り返しは想定されていない(参考:箕面市HP)。ただ、折り返し設備だけは残る。また、千里中央駅発なかもず行きの始発のみ千里中央始発である。始発、終電が大幅に繰り上がったり繰り下がるわけではない。

②朝ラッシュ時間帯の増加
朝ラッシュ時間帯、中津ー天王寺間で最短2分15秒間隔で運転している。現状2分15秒運転しているのは約1時間程度だが、上下線ともに2時間程度まで増やす。
せっかくなので増便本数を推定してみる。
梅田→なかもず方面は2分15秒間隔運転が58分から117分に増える。2分15秒に1本は9分で4本だからそれぞれおおよそ27本→52本に相当する。2分15秒運転が拡大する時間帯(7:36~9:33)の現行ダイヤの運転本数は50本であるから、これの差をとって2本の増便と推測できる。
なんば→箕面萱野方面も同様に計算すると26本→51本に増加に対して、現状の時間帯は49本。この差は2本である。
とすれば増便は2本程度になると思われる。
大運転区間も4分30秒間隔の時間帯が増えるわけなので、北急線の増便本数を見てみる。千里中央駅からの大阪市内行きの本数は

【現行】
5時台:3本
6時台:7本
7時台:11本
8時台:14本
9時台:9本
【改正】
5時台:3本
6時台:8本(+1)
7時台:12本(+2)
8時台:13本(-1)
9時台:10本(+1)
(10~15時台の合計本数は現行・改正変わらず)と3本増えている。

③天王寺行きの一部電車をあびこ・新金岡・なかもず行きに延長する。

なお、リリースには記載がないが、北大阪急行線発天王寺行きが平日3本・土休日1本設定される
平日:箕面萱野9:53発・20:48発・21:12発
休日:箕面萱野6:44発

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▲意外や意外始発電車が残る千里中央駅

2.四つ橋線

①土休日の運行間隔調整
四つ橋線は平日・土休日ともに昼間7分半間隔で運転している。他方御堂筋線は平日7分半2本・土休日は8分半2本運転(千里中央-なかもず・新大阪ー天王寺で運転)となっている。四つ橋線と御堂筋線は大国町駅で直接乗り換えができるので、利便性向上のため、四つ橋線の昼間運転間隔を平日7分半・土休日8分に変更する(平日同様、御堂筋線大運転と接続する)。

②ホームドア設置に伴う停車時間延長
これは各駅5~10秒延長される

③始発・終電変更
1分程度の変更がある

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▲大国町駅 ますます便利になる

3.ニュートラム

①終電変更
住之江公園発の最終電車を変更する。
コスモスクエア行きの最終を23時36分発から23時47分に繰り下げ(現行23:46分発中ふ頭行きを延長と思われる)。中ふ頭行きは24時06分から24時08分へ繰り下げ。