仙山線の2駅で終電が18時台になる話

2024年7月24日JR各社/三セク国鉄

JR東日本はしばしば、利用者が少ない駅について冬季通過を実施してきた。
例えば、
奥羽本線・赤岩駅は2012年12月から冬季通過、2017年3月改正から全列車通過、2021年3月12日に正式に廃止
山田線・大志田、浅岸の両駅は2012年12月から冬季通過となり、2016年3月26日ダイヤ改正で廃止
北上線・矢美津、平石の両駅は2016年12月から冬季通過となり、2022年3月12日ダイヤ改正で廃止
また、奥羽本線、津軽湯の沢駅も2018年12月から冬季通過となっている。

そして、仙山線においても奥新川、面白山高原の両駅で冬季通過が実施されることとなった。
しかし、これは一部列車のみの通過である。

冬期期間における仙山線の一部列車通過について
理由としては電車が雪を抱え込んで起動不能となることを防ぐためという。
期間は12月10日から翌年の3月17日(ダイヤ改正前日?)まで。
以下の網掛け時刻が通過となる。
図1
奥新川駅は宮城県内の西の端、面白山高原は山形県の東の端ということになる。確かに利用者数は非常に少ない。にしても19時以降の列車は全て通過にするとは…スキー場も閉鎖になったりしているので順当ともいえる。
また宮城県方は八ツ森、西仙台ハイランドといった臨時駅が廃止になったりしている
なお、列車交換は仙山線のトンネル内、面白山信号場でも可能である。