JR北海道 22春ダイヤ改正詳報

2024年4月26日JR各社/三セク国鉄,ダイヤ改正

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JR各社のダイヤ改正について詳報する。今回はJR九州について。
2022年3月ダイヤ改正について(JR北海道PDF)

そもそものダイヤ改正内容を9月にほとんど宣言してしまっているのでそれをみつつと行こう。

宣言になかったものに(追加)を付しておく。といっても東北新幹線関係のみが該当する。

○北海道新幹線/特急
・東北新幹線からの直通列車を変更(追加)
現在北海道新幹線に直通するはやぶさ2本が米に津運転でなくなることに伴うもの。合わせてはこだてライナーのの時刻も変更される
・北斗と新幹線の接続改善
現行平均上り32分、下り23分の待ち時間のところをそれぞれ26分、22分に短縮する。
一番大きいのははやぶさ13号から北斗13号への乗り継ぎ時間が39分から17分に短縮される。
東京札幌間の所要時間がこの列車の場合8時間を切る。
・特急おおぞらをオール261系に
のこり3本を置き換える。また閑散期に5両編成から4両編成になることも前の説明と同様だ。
・浦幌駅に停車する列車を変更(追加)
現行では11号の22時54分着から9号の20時50分発へとなる。
・特急ライラック38・39号を臨時列車化
これもどれが選ばれるかは書いていなかったが旭川17時半発、札幌19時半発の列車決まった
・臨時カムイ4本の運転日短縮
現行だと土休日となっているがこれを35日に絞る

○札沼線
・ロイズタウン駅開業
列車84本中75本の停車となる。(路線の都合上)
ナンバリングは「G11-1
・石狩太美駅、石狩当別駅を太美駅、当別駅に名称変更
行先表示は混在する旨特記がある。
・19時台・20時台の15分ヘッドを20分ヘッドに変更
3両編成が混じっていたところに混雑が集中していたため6両編成の観にするという意図だそうだ。
緑色が3両編成である。
画像1
・昼間の6両編成12本を3両に減車

○函館本線
・土休日運休10本を追加設定
その中には札幌発11時23分江別行き、札幌発12時52分小樽行きなど、昼間ダイヤに食い込み、ダイヤパターンに穴をあけるようなものもあるが果たして通勤通学などのご利用減少に対応したもの以上の影響が出ないか心配である…

○その他の線区
・H100系の追加導入
根室線新得釧路間54本を一斉置き換えになる。速達性の向上及び時刻調整によって接続改善が行われた、所要時間が短縮される列車も少なくない。
また、石北本線の旭川~上川間の24本中21本がH100系で運転となる(現行2本)。残り3本は特快きたみと遠軽発旭川行きなので、上記区間内完結の列車はすべてH100系となる。こちらも時間短縮が見込める時間帯や、特急との接続が改善する。
・名寄高校駅の設置
新設ではない。というのも東風連駅を1.5kmも移設し、名寄高校最寄りへとするということである。旭川名寄間24本全ての列車が停車することになる
名寄駅からの列車は5~7時台に1本づつあるし、18時~23時台も名寄行が毎時設定がある。おそらく名寄側からの利用を想定しているのだろう(旭川方面からはどうも時間が合わない)
時刻表を引用しておく。
スクリーンショット 2021-12-21 195647
・そのほか接続改善
函館本線の函館発森行きを長万部まで直通するというものがあった。今まで-10分で乗り継ぎできなかった列車が直通するというものだから18きっぱー諸兄には朗報だろう。

・列車の減車
函館本線:滝川ー岩見沢間の気動車列車2本(土休日)
室蘭本線:苫小牧ー岩見沢間など5本(土休日及び休前日)
日高本線:土休日の8本
根室本線:新得ー釧路間で3本
宗谷本線:名寄ー旭川間で2本
函館本線:函館ー森間で2本(うち1本は上記の長万部行きに変更となるもの)
・土休日運休
函館発16:14発七飯行き

○駅廃止

函館本線:池田園、流山温泉、銚子口(以上砂原支線)、石谷、本石倉
根室本線:糸魚沢駅
宗谷本線:歌内駅