東京メトロ さらに減便のダイヤ改正実施

2024年4月26日ダイヤ改正

東京メトロは7日、ダイヤ改正を発表した。

実施日は8月27日土曜日から。

線区は銀座、丸ノ内、東西、千代田線。

1.銀座線
・昼間パターンを毎時18本から12本(5分間隔)へ減便する。
2022年春ダイヤ改正までは20本であったことを考えるとよほど利用者が減っていると言うことになる。車体の小ささを考えるとかなり心配である。半年たたずに4割の電車を削減すると言うかなりの勢いである。
・平日朝ラッシュ7時台~9時台に関しては3時間にわたって約12往復の減便となる。
渋谷方面は79本から67本、浅草方面は76本から65本へと減る。
・夕ラッシュは17時台、18時台ともに2往復づつの減便。渋谷行き、浅草方面ともには計53本から49本への減便。

2.丸ノ内線
・方南町支線が全て6両編成で統一になる。この影響か(そして前回テコ入れがなされていないからか)、方南町支線に関して減便が辛辣である印象。
・昼間パターンダイヤを毎時13本から12本に減らす
(中野坂上~荻窪は11本から10本、方南町支線は7本のまま)
2022年春ダイヤ改正までは15本であったことを考えるとやはりこちらもよほど利用者が減っていると言うことになる

・平日朝ラッシュ(7時台~9時台)に関してはこちらも本数が減るが、銀座線ほどではない。なお、新宿~中野坂上間は延長による増便が図られる。
新宿~池袋間は5往復減、新宿~中野坂上間は約2往復増、中野坂上~荻窪間は約2往復減、方南町支線は6時台も含み12往復減便である(6両編成化も関係しているだろう)。
・平日夕ラッシュは池袋~中野坂上間は毎時1往復×4の減便、中野坂上~荻窪間は毎時1往復×2の減便、方南町支線は4時間計で約12往復の減便である
・土休日午前中も池袋~中野坂上間は6.5往復の減便、中野坂上~荻窪間は4往復の減便、方南町支線は8往復の減便となる。
・土休日深夜帯(20時以降)の方南町支線で5.5往復の減便となる。

3.東西線
・平日7~10時台に1本づつ、計2往復の減便である。

4.千代田線
・北綾瀬支線で朝1本の減便
・綾瀬~代々木上原間の7~8時台に2往復の減便

参考:前回2022年春のダイヤ改正内容(抄)

①銀座線
・昼間パターンダイヤを毎時20本(3分間隔)から18本(3分20秒間隔)に減らす
・平日21~23時台の電車を毎時1本づつ減らす
②丸ノ内線
・昼間パターンダイヤを毎時15本(4分間隔)から13本に減らす(中野坂上~荻窪は12本から11本、方南町支線は9本から7本)
・平日21~23時台の電車を毎時1本づつ減らす
③日比谷線 
④千代田線
・平日22~23時台を1往復減便
・小田急直通メトロホームウェイ本厚木方面を1時間繰り上げる(本数変更なし)
⑤有楽町線 

東西線 特記事項なし
副都心線・半蔵門線・南北線