JR西日本 22年春改正 詳報その6 (岡山エリア篇) さらばサンライナー

2024年4月26日JR各社/三セク国鉄,ダイヤ改正

2022年春JR改正関連その他の記事へはこちらから

JR西日本のダイヤ改正の内容、今回は盛りだくさんと相成った。
複数回に分けて詳報する
2022年春ダイヤ改正について(JR西日本HP)

まずはマリンライナーの繰り上げから。
岡山駅発高松行きは0時12分発の77号から23時43分の75号に繰り上がる。
それに伴い、茶屋町から児島の間の3駅(植松・木見・上の町)の最終であったために75号がここに停車する。(その手前の23時32分発宇野行きとの連絡を取る)
東京からの新幹線は最終がのぞみ113号(東京20時33分発)であるが岡山着が23時51分。高松に行くにはこれに乗ればよかったが、これからは1本前の111号(東京20時09分発、岡山23時27分着)に乗る必要がある。

高松駅発岡山行きは最終72号(23時29分発)から、70号(22自27分発)に繰り上がる。
1時間繰り上がるんかい…

次に快速サンライナーが全て廃止になる
117系電車の趨勢が、形式未定の「新型電車」の話も相まって気になってくる

また始発終電が繰り下がり、繰り上がる
・和気発岡山行きの現行始発が廃止になる(現在の三石駅始発がそのまま始発になり結局26分の繰り下がり)
・岡山発糸崎行きの現行始発が福山始発になる(現在のその次の電車がそのまま始発になり20分ほどの繰り下がり)これに伴い伯備線の始発下り電車が倉敷発から岡山発になる(今までは上記電車で接続していたため)
・福山発糸崎行きの現行始発が廃止になる(改正後の始発は上に書いてある電車)

・福山発岡山行きの現行始発は時間調整のみ
・糸崎発岡山行きの現行始発は福山始発になる(現在のその次の電車がそのまま始発になり25分の繰り下がり)
・伯備線の始発備中高梁発始発が廃止になる(現在の新見駅始発の次の電車がそのまま始発になり、35分の繰り下がり)

最終電車について
・岡山発三石行きの最終が廃止になる(現在のその手前の電車がそのまま終電になり27分の繰り上げ)
・福山から糸崎までの最終が廃止になる(現在のその手前の電車(三原行き)がそのまま終電になり14分の繰り上げ)
・岡山ー備中片上駅の往復終電が10分ほど繰り上がる・・・①
・伯備線岡山発備中高梁行の終電が30分ほど繰り上がる(現在は新見行が22時23分発、当該電車が23時37分発のところ23時09分発になる)

その他廃止になる電車は
山陽線(岡山以東):吉永ー岡山間1往復
山陽線(岡山以西):岡山ー倉敷間1往復が土休日運休、岡山ー糸崎間合計3往復
赤穂線:岡山ー西大寺間1往復が土休日運休(朝ラッシュ時間帯)、長船発岡山行(①の1本手前) これに合わせ更に1本前
津山線:岡山ー法界院間シャトル列車1往復、野々口発岡山行き1本(いずれも現在休日運休)後者の救済としてその直前に発車する快速「ことぶき」が野々口駅から各駅に停車する。
因美線:智頭発那岐行き1本(6時台)

さらに金光ー三原間の昼間電車を減便する 金光発着の電車が4往復できる
これら改正に合わせ岡山和気間1往復、岡山三原間2往復の電車が土休日も運転となる
(さらに救済で区間延長となる電車がいくつかあるが全てを網羅しては説明していない)
ざっくりまとめて山陽線の昼間時間帯のだいたいのイメージがこちら
(岡山発は福山乗り換え糸崎・三原行きはまとめてある)

画像1

始発終電関係も含め、廃止・部分廃止・延長が複雑に絡み合っているためのものと言えよう。