南海 12月21日に万博対応のダイヤ改正

未分類

南海電鉄は12月21日に大阪万博に合わせてダイヤ改正を実施する。

12月21日(土)から南海線の列車運行ダイヤを改正します

改正範囲は南海線系統と高野線(汐見橋方面)である。

ラピートの速達化

特急ラピートはβ(関西空港・りんくうタウン・泉佐野ー天下茶屋・新今宮・難波のほか岸和田と堺に停車するもの)とα(岸和田・堺通過便)があり、現在平日の朝の関西空港行4本、夜の難波行7本と、土休日の夜の難波行6本を除けばラピートβとなっている。

今回のダイヤ改正で、合計の運転本数(上下各33本)に変更はなく、関西空港行15本、難波行16本をラピートαで運転に変更される。これにより、関空ー難波直通の特急券が買いやすくなるはずである。概ね難波10:05/11:05発までα、16:00までαとβが半々、関空11:05発から19時台までαとβが半々、それ以降はαで運転となる。

なお、「お客さまからの「特急ラピートが満席で、特急券が買えないため運行本数を増やしてほしい」というご要望にお応えするものです。」としているが、運行本数は増えていない(とはいえ、2023年に6往復増やしている)。

2005年に昼間のラピートαがラピートβになっている(PDF)なので、それ以来ということになる。

空港急行の増車・増発

空港急行も増発・増車される。平日は3本、土休日は1本の増発(うち純増は2本で、平日1本、土休日1本は区間急行和歌山市行きを空港急行に振替)で、増車(6両から8両)は平日18本、土休日16本である。この結果、平日は131本(うち118本が8両)、土休日は129本(113本が8両)である。

なお、2023年10月21日修正の際は、本数/8両編成の順に、平日128本/100本、土休日128本/97本となっていた。その前(2021年5月22日改正)の際は平日128本/61本、土休日128本/34本である。概ねそれ以前(2019年4月6日改正)の水準に戻ったとみてよい。

その他の種別変更は以下の通り。行先ぞ前後列車で入れ替えているのは太字にしている

【平日下り】
難波駅07:55 発「普通」みさき公園ゆき → 行先を羽倉崎に変更
難波駅09:18 発「普通」関西空港ゆき → 行先を和歌山市に変更(空港急行に振替)
難波駅09:55 発「区急」和歌山市ゆき → 「空港急行」関西空港ゆきに変更(普通車に振替)
難波駅20:36 発「普通」和歌山市ゆき → 行先をみさき公園に変更
難波駅22:04 発「普通」羽倉崎ゆき → 行先を和歌山市に変更(下記と振替)
難波駅22:34 発「区急」和歌山市ゆき → 行先を羽倉崎に変更(上記と振替)

【平日上り】
みさき公園駅07:18 発「普通」難波ゆき → 始発駅を和歌山市(7:03 発)に変更
みさき公園駅09:47 発「普通」難波ゆき → 始発駅を和歌山市(9:32 発)に変更

【土休日下り】
難波駅06:17 発「普通」関西空港ゆき → 行先を和歌山市に変更(空港急行に振替)
難波駅06:54 発「区急」和歌山市ゆき → 「空港急行」関西空港ゆきに変更(普通車に振替)

【土休日上り】
みさき公園駅06:37 発「区急」難波ゆき → 始発駅を羽倉崎(6:59 発)に変更
羽倉崎駅07:00 発「普通」難波ゆき → 始発駅をみさき公園(6:37 発)に変更
和歌山市駅09:03 発「区急」難波ゆき → 始発駅を羽倉崎(9:36 発)に変更(普通車と振替)
和歌山市駅09:33 発「区急」難波ゆき → 始発駅を羽倉崎(10:06 発)に変更(普通車と振替)
羽倉崎駅09:44 発「普通」難波ゆき → 始発駅を和歌山市(8:52 発)に変更(区間急行と振替)
羽倉崎駅10:02 発「普通」難波ゆき → 始発駅を和歌山市(9:32 発)に変更(区間急行と振替)

加太線・汐見橋方面

加太線は

平日:和歌山市5:40発を増発、和歌山市21:59発・加太駅22:31発を減便
休日:加太駅6:39発を減便

となる。

汐見橋線は、汐見橋発・岸里玉出発両方とも最終列車が1本繰上げとなる(岸里玉出駅は21:45発になる)。