【LCC化?】ANA国内線運賃体系変更 26年5月
全日本空輸は、2026年5月19日搭乗分から、国内線運賃をリニューアルする旨発表した。
2026年5月19日搭乗分より、国内線運賃をリニューアルいたします。
今までの運賃体系は、概ね、SUPER VALUE(74,55,45,28,21日前運賃)、VALUE(7,3,1日前運賃)、FLEX(当日運賃、予約変更可)で運賃が変わるという形態をとっていた。これで変わるのはマイル積算比率のみであって、
・無料預け荷物の容量は1個当たり普通席20kg・プレミアムクラス40kgと画一で、個数は無制限(Webアーカイブ)
・予約と同時に座席指定が可能(Webアーカイブ)
・アップグレード可能運賃に特段の制限ない(Webアーカイブ)
となっている(今後制度変更が予定されているためそれぞれ魚拓を取っている)。
今回実施される運賃は、フレックス・スタンダード・シンプルと3種類に整理され、
・予約変更はフレックス無料・スタンダード有料
・事前座席指定はシンプルでは、24時間前から可
・手荷物許容量は1個当たり普通席23kg・プレミアムクラス32kg(それぞれエコノミー・ファーストに名称変更)、個数もシンプルは1・2個、それ以外は2・3個と制限
・アップグレードはシンプルでは不可
となっている(リンク)。スタンダードとシンプルではざっと1割程度の運賃差があるように見受けられた(スタンダード片道・シンプル片道)。
そのほか、往復運賃・乗り継ぎ運賃についても制度変更が加わっているかのような記載をしている。
全体的にLCCかのような運賃体系となっていることが見て取れると思われる。日本ヘリコプターとしての矜持はどこに行ったのかなどということを問うても仕方がないのであるが、ANA傘下のPeachとの差別化がどうなっているのかは気になるところである。
鉄道ほど飛行機に詳しくないので、皆様からのコメント・ご指摘を特にお待ちしています。
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