【あいの風】521系に中間車増備へ!
【当該記事は第21回あいの風とやま鉄道利用促進協議会の議事録を受けて更新する予定です】
あいの風とやま鉄道は決算報告に際して、521系電車に中間車を増強することなどを明らかにした。
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収支としては経常利益は1.8億円の赤字、ここに補助金等を受けて1100万円の純利益を得た。
こちらについて補助金額などは今後補充して記載する予定である。
次にタイトルにもした列車増強について。
あいの風とやま鉄道は2015年の移管開業時、521系2両編成を16本、国鉄型車両の413系3両編成を5本で運用していた。これに対し現在521系の増備を進めた結果、521系22本と、413系2本(+一万三千尺物語)となっている。
▲521系電車1次車(圧倒的素材不足によりJR車で代替@近江今津)
そして上記の協議会において、2025年度以降一部の521系に中間車を入れて3両編成とする旨が公表された。そもそも521系電車自体はJR西日本の車両形式であり、クモハ521+クハ520の2両編成しか作られていない。そこに中間車(サハ521?)を入れて3両編成にするというのである。もともと想定していない車両編成となるので、そのあたりは多少心配されるものの、車両定員が250人ほどから400人弱にまで増えることになる。
さて、これらの及ぼす影響はどうだろうかとみていけば、近年のダイヤ改正では2・3両編成を4両編成に増強するなどする一方、2両編成についてはワンマン運転を行うようにしている(2021年以降のダイヤ改正で列車増発を行っていない)。3両編成でワンマン運転を実施するのかどうかも気になるところである。
また気になるのはIRいしかわ鉄道(果てはハピラインふくい)への乗り入れなどである。あいの風とやま鉄道内で運用を完結させるのか、乗り入れ先各線でも3両編成での運転を予定しているのかなども追い追いわかっていくことだろうし、更には検討が進んでいるとされている石動ー泊間30分パターンダイヤ化との兼ね合いもどうしても気になってくるところである。なんにせよ、壮大な話にも思われる。
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