近鉄 全種類の定期券WEB予約・券売機発売を開始へ

2024年4月26日未分類

近鉄は7月16日から定期券のWEB予約を開始する。
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▲HP上の画像
近鉄定期券WEB予約サービスはじまる!

概要としては
・開始日は7月16日から
・通学定期券のうち通学証明書の必要な購入に際しては今までは駅で証明書等を提示していたところを事前にWEB予約する際に提示することになる
・通勤定期券の新規購入、こどもICOCAは定期券券売機で直接購入可能であるが事前のWEB予約が便利である(通勤定期券はこれまでも駅窓口のほか、券売機で購入できたものである)。
・これに伴い、駅窓口での定期券発売は終了する。券売機はリニューアルして、黒色の券売機になる(発売時間は6時から23時)。
・ただし以下の31駅を「定期券購入サポート駅」とし、券売機の操作も含めて購入をサポートする。

大阪難波、大阪上本町、鶴橋、近鉄八尾、大和八木、名張、生駒、学園前、大和西大寺、近鉄奈良、京都、近鉄丹波橋、新田辺、王寺、大阪阿部野橋、古市、橿原神宮前、近鉄名古屋、近鉄蟹江、桑名、近鉄富田、近鉄四日市、伊勢若松、白子、津、伊勢中川、松阪、伊勢市、宇治山田、鳥羽、鵜方
(・なお、現在実施している定期券券売機・駅窓口での発売駅はこちらを参照してもらうとともに、いかに列挙する43駅である。書かれている順序が違うのはHPの順序に合わせたため。)
大阪難波、大阪上本町、鶴橋、布施東花園、生駒、学園前、大和西大寺、近鉄奈良、王寺、京都、近鉄丹波橋、大久保、新田辺、大和八木、橿原神宮前、天理、近鉄八尾、大和高田、大和八木、榛原、名張、伊賀神戸、伊勢中川、近鉄名古屋、近鉄蟹江、桑名、近鉄富田、近鉄四日市、伊勢若松、白子、津、大阪阿部野橋、藤井寺、古市、高田市、橿原神宮前、下市口、松阪、伊勢市、宇治山田、鳥羽、志摩磯部、鵜方
今回「サポート駅」にならなかった駅は7~20時まるまるの営業をしていない駅が大半である(逆に八尾や古市は極端に駅営業時間が短かったのにサポート駅に指定されている)。
(7~20時までの営業をしているのにサポート対象外となった駅は学園前、天理、大和高田、榛原、伊賀神戸、高田市、下市口。他方、布施、東花園、大久保、藤井寺、志摩磯部はもともと駅の営業時間は限っていた。現状営業時間を限っているのにサポート駅となった駅は八尾、蟹江、富田、伊勢若松、古市である。)

定期券のうち、通勤定期券は購入に制限がかからず、また通学定期券のうちおおよそ年度内のものについては更新するだけでいいものの、通学定期券の新規購入・学年跨ぎの購入の場合には通学証明書の提示が必要になるため、この電子化が各社で問題となっているところであった(会社側にとってもだし、利用者も延々年度末に長蛇の列を作るのは負担が大きい)。
阪急電車の場合は「eていき」という同様のサービスを導入し、全駅に赤色の券売機を設置することによって定期券発売所を7駅にまで減らすことに成功しているし、Osaka Metroも「定期券・PiTaPaWEB予約サービス」を以て通学証明書の確認を実施している(定期券発売所は3駅にまで減らしている)。
近鉄もこの流れに乗ったのだが定期券発売所を全廃したといえば急進的だし、「サポート駅」が定期券発売所を残したとみればそこまで減らしていないようにも見える。とはいえ、近鉄の路線の広さからすると少しバランスの悪い残し方なのではと思う節もないわけではない(特に伊賀神戸、下市口駅を念頭に)。
また、近鉄の場合は特急券の窓口発売も絡んでくる(概ね定期券の発売駅と同じ)ため、果たして上記サポート駅対象外になった場合には窓口が閉鎖されてしまうのかは気になるところである(それこそ特急停車駅ではる学園前、大和高田、榛原、伊賀神戸、高田市、下市口辺りは慎重に扱いそうである)