パターンダイヤの栄枯盛衰【播但線 電化区間】

2024年4月26日未分類

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▲鶴居駅。ワインレッドの103系が映える。
JR福知山支社の稼ぎ頭、播但線電化区間。
7年間パターンダイヤが成立していたのにも関わらずこの度のダイヤ改正で減便を行ったので、その呆れも込みで今回記事を執筆している。

そのうち非電化区間版も作るかもしれません。

参考までに営業係数は以下の通り(各データは翌年の「データでみるJR西日本」区間別平均通過人員および旅客運輸収入より抽出)
2016年度:8989
2017年度:8904
2018年度:8814
2019年度:8725
2020年度:6577
2021年度:7079

以下の時刻表は「特急はまかぜ」を含まない。

2016年春ダイヤ改正 ニュースリリース

★これまで等間隔に運転できていなかった昼間時間帯(9時台から14時台)の姫路発福崎・寺前方面への普通列車の姫路発時刻を21分、52分としパターン化しわかりやすくします。(※但し11時台と13時台は除く。)
引用:上記のニュースリリース(JR西日本福知山支社)より

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ダイヤ比較。姫路方面はそこまで洗練されなかったのかなという印象。
また、播但線の寺前行最終を23時53分発を0時8分に繰り下げている。

2017年春ダイヤ改正 ニュースリリース

★姫路駅11時台に姫路発福崎行き普通列車、福崎駅12時台に福崎発姫路行き普通列車を増発します。
引用:上記ニュースリリース(JR西日本福知山支社)より

姫路駅11時22分発、福崎駅12時47分発が設定。

2018~20年春ダイヤ改正 特記事項なし

2021年春ダイヤ改正 ニュースリリース

★昼間時間帯に播但線の姫路~福崎間で下り1本、上り2本を増発します。これにより、姫路~福崎間は毎時2本の運転となり、よりご利用頂きやすくなります。
引用:上記ニュースリリース(JR西日本福知山支社)より

姫路13時29分発、福崎10時9分、13時47分発を設定。
また、同ダイヤ改正で終電を30~40分繰り上げ。
ダイヤ比較。2021年春ダイヤ改正でダイヤが完成形を迎えた。12時22分発は寺前行から福崎行に短縮。
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2022年春、2022年秋改正 特記事項なし

2023年春ダイヤ改正 ニュースリリース

・10時~21時台において、姫路駅~福崎駅間の3往復(土休日2往復)、姫路駅~寺前駅間の1往復の運転を取りやめます。
引用:上記ニュースリリース(JR西日本近畿統括本部)より

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ダイヤは以上の通り。どう考えたらパターンダイヤをこの形にまで潰せるのかが理解できなかった。