名古屋市営桜通線 減便改正 9月実施

2024年4月26日未分類

名古屋市交通局は桜通線でダイヤ改正を実施すると発表した。
桜通線のダイヤ改正について

ダイヤ改正日は9月16日。

主な改正内容について特に書かれておらず、時刻表を対照比較するしかないので、一部雑な部分があるかもしれないが、以下のような改正内容である。
~平日~
・始発、終電附近に主な変更はなし
・平日朝ラッシュ(6時台~8時台)はおおよそ変更がなく4~5分間隔
・平日(昼間ダイヤへの過渡期である)9時台もほとんど変わらない
・平日10~14時台は毎時8本から毎時6本に変更
・平日15~16時台は毎時8本程度で変わらない
・平日17~18時台は毎時10本程度から9本程度に変更
・平日19時台は毎時10本程度から毎時8本程度
・平日20時台は毎時8本程度
・平日21時台は毎時8本程度から毎時6本程度に変更
・平日22~23時台はおおよそ12分間隔で変更がない
~土休日~
・始発、終電附近に主な変更はなし
・土休日6時台も変更はなし
・土休日7~8時台は毎時10本程度から毎時6本程度に変更
・土休日(昼間ダイヤへの過渡期である)9時台も早めに昼間ダイヤへ移行
・土休日10時台~21時台は毎時6本程度で変わらない
・土休日22時台は毎時6本程度から毎時5本程度に変更
・土休日23時台は毎時5本程度で変更はない

というところである(名古屋駅から徳重方面を見て書いているが、太閤通方面もほぼ変わらない)。名古屋市営地下鉄は鶴舞線・桜通線では平日昼間のほうが本数が多く(平日8本、土休日6本)、東山線では土休日昼間のほうが本数が多い(平日10本、土休日12本)というダイヤ構成を取っている。

今回のダイヤ改正では、平日ダイヤは昼間以降2割程度を削って「昼間10分間隔」のダイヤに変更、土休日はもともと10分間隔であったが、朝ラッシュは6分間隔であったところを少し減らすという形になった。名古屋市としては桜通線への分散を求めている(最混雑路線である東山線は車体が狭い)こともあり、平日朝ラッシュは維持となったのであろう。
ここ最近の地下鉄のダイヤ改正は全国的に暗い話題が多く、京都市営地下鉄は毎時8本から7本程度への変更、堺筋線も毎時12本から9本へ削減、仙台市営地下鉄も毎時8本から6本へ削減、横浜市営地下鉄も同旨の改正を実施している(銀座線が復便したことがまだ幸いか)。
同様の減便基調のダイヤは今後も追随すると思われ、神戸市西神・山手線、札幌市営の各線辺りの出方も注視したいところ。