JR西日本 2020年度の輸送密度 公表区間の分割も

2024年4月26日未分類

JR西日本は、データで見るJR西日本2021を公表した。主に2020年度のデータを掲載している。
2020年の交通需要は大打撃を受けた。そのことを如実に表すデータが示されている。

今回はその中でも輸送密度に注目する。
特に減った区間…と挙げようとしたがをほぼすべてである。

路線存亡にかかわるデータであるため、この数値は大きな意味を持つ。
特に公表区間を分割した線区は自治体への交渉材料となるデータを細分化したといえ注目に値する。
また、運転系統に合わせてハッキリとした区別になったところも言える

その線区を列挙する。(2019年データはデータでみるJR西日本2020、2021年データは同2021に掲載)

1北陸本線
2019年データ
米原~敦賀  :17,135
2020年データ
米原~近江塩津:6,168
近江塩津~敦賀:9,255
(後者は湖西線、特急サンダーバードの経由区間のためこの段差が生じたのだろう)

2関西本線(大和路線)
2019年データ
JR難波~加茂:68,043
2020年データ
JR難波~王寺:86,298
王寺~加茂 :20,776

3阪和線
2019年データ
天王寺~日根野 鳳~東羽衣:111,586
2020年データ
天王寺~日根野:158,639
鳳~東羽衣  :8,883
(後者は1駅間のみの支線。しかし山陰本線の仙崎支線は旧来通り)

4山陽本線
2019年データ
神戸~姫路 兵庫~和田岬:200,095 
2020年データ
神戸~姫路 :158,383
兵庫~和田岬:8,749

2019年データ
上郡~岡山:15,844
2020年データ
上郡~瀬戸:5,602
瀬戸~岡山:24,636

5加古川線
2019年データ
加古川~西脇市:7,492
2020年データ
加古川~厄神 :5,798
厄神~西脇市 :2,435

6芸備線
2019年データ
備後落合~三次  :215
2020年データ
備後落合~備後庄原:63
備後庄原~三次  :348
参考記事:

(こちらは公表区間変更)
2019年データ
三次~狩留家:713
狩留家~広島:7.987
2020年データ
三次~下深川:929
下深川~広島:8,444

7木次線
2019年データ
備後落合~宍道  :190
2020年データ
備後落合~出雲横田:18
出雲横田~宍道  :198 (※1日臨時除き3往復)
備後落合~宍道  :133(全線であるため掲載継続している)