JR西日本/四国 23年春ダイヤ改正詳報 (中国四国エリア気になったもの)

2024年4月26日未分類


2023年3月一部ダイヤ改正について(JR四国)

実は新幹線絡みのダイヤ改正が多かったと言える
東海道新幹線それ自体のものはとりあえず別の機会に譲るとしても山陽新幹線関係でいうと

1.定期列車に関しては平均所要時間が短縮
これは東海道新幹線で2時間27分運転が増えたからといえよう

2.新山口・徳山からの上りダイヤを統一
今のところ
新山口駅はのぞみが11分発・こだまが49分発
徳山駅はさくらが11分発・こだまが3分発
になるように調整するとなっている。
新山口駅にはおそらく大半のさくらが止まったり、徳山駅にはのぞみもこれまで通り停車すると思われるが、実はこの停車時刻って結構バラバラだったのでテコ入れがなされると言える。

3.臨時のぞみの枠が増加
いままで山陽直通ののぞみは最大6本であったところが7本となる。
ただ、東海道新幹線のダイヤ改正(定期のぞみの平準化)があったために大幅に時刻変更が行われることに注意。

4.新下関駅始発の「ひかり」追加
今までの新下関上り始発の新幹線は新山口行のこだま(6:33発)だったところを廃止して、新規増発設定をする。ひかり590号は現行ダイヤだと小倉6:07発で新山口から各駅に停車する岡山行きであるが、これと別に設定することのようである(特に現行ひかり590号の削減を宣言しているわけではない)
こだま770号の運転取りやめで影響を被るのは残りは厚狭駅だがどうするのかと言えば以下の通り。

5.「ひかり」の停車駅増加
新大阪の下り始発はみずほ600号。その次の6:06発のひかりの通過駅のうち新倉敷に新規停車する。これで新倉敷駅は6:40と7:33のちょうど間に7:12発の列車を得ることになる。
逆に博多6:16発ひかり592号は厚狭、新尾道、新倉敷に停車し、こだまに敢えて格下げされることになる。

6.みずほ4往復の臨時列車化(毎日運転)
なお、逆にさくら4往復が定期列車に戻される。どの列車かについては こちら を参照。
~定期列車化されるさくら号~
545号 新大阪7:15 鹿児島中央11:20
549号 新大阪9:23 鹿児島中央13:41
559号 新大阪14:06 鹿児島中央18:09
569号 新大阪18:18 鹿児島中央22:36
548号 鹿児島中央9:35 新大阪13:38
552号 鹿児島中央11:06 新大阪15:28
564号 鹿児島中央15:05 新大阪19:28
570号 鹿児島中央18:07 新大阪22:21

~臨時列車扱いになるみずほ号~
603号 新大阪7:51 鹿児島中央11:32
609号 新大阪16:06 鹿児島中央19:55
611号 新大阪17:06 鹿児島中央20:54
613号 新大阪18:06 鹿児島中央21:57
602号 鹿児島中央7:48 新大阪11:38
604号 鹿児島中央8:50 新大阪12:38
606号 鹿児島中央10:49 新大阪14:38
612号 鹿児島中央18:04 新大阪21:47

そのほか臨時列車化されるのは以下の通り
ひかり501号 東京7:03、新大阪9:59発岡山11:16着:新大阪~岡山間
ひかり502号 岡山8:05発新大阪9:46東京12:42着:岡山~新大阪間
のぞみ84号 岡山6:01発東京行き(9:18):広島~岡山間???(多分ひかり500号:広島6:14~東京11:42の誤植だと思われる。)
ひかり535号名古屋7:37発広島行き(10:32):岡山~広島間(そのほかの区間は各停のまま定期列車)

7.終電付近の調整
これは毎度やっている。一応繰り上げだったりはするが、運転本数を大幅に減らすものではない。

ここから在来線篇。
1.スーパーおき号の時刻調整
特に新山口最終6号が17:12発から16:21発になったところが一番大きいか。
また、米子止めのスーパーおきと鳥取行のまつかぜの接続も改善するとしている。ちなみにいままでは記載のおき2号とまつかぜ8号、おき6号とまつかぜ14号は接続をしていなかったことを記載しておく。(じゃあもう直通しなよと思う時刻なのは僕の気持ちだけか?)

2.マリンライナーとの乗り換え調整
新幹線のダイヤが大幅に組み変わったために
現行:
47分着のぞみ→12分発マリンライナー
22分着のぞみ→42分発マリンライナー
改正:
05分着のぞみ→13分発マリンライナー
25分着のぞみ→42分発マリンライナー
となる。前者についてはあまりにも乗り換え時間を詰めすぎな気もするが、接続待ちをするつもりということだろう。ちなみにJR四国についてはこの改正と、しおかぜと新幹線の接続改善しかやっていない。そのため一部ダイヤ改正となっている。
また、ダイヤ改正以降時刻表の作成を取りやめる。時代の流れ…..

3.山陽線朝時間帯の増発1往復
更に減便もすると相まってこうなったということを以下の画像で確認してほしい。
画像1

4.各線区の減便
赤穂線と宇野線については、運転間隔の調整があるため、改正ダイヤの網掛け前後は数十分の変更があるものと理解していただきたい。
画像2
また、岡山ー万富の朝の1往復が土休日運休となる。
画像3

5.芸備線(広島ー三次)のテコ入れ
また快速みよしライナーの本数が増える。平日、土休日で+2本(2往復??)になるようである。
同列車は数年変化が結構多かったのでここでは深くは立ち入らない(どっかで纏めるかもしれない)。
平日の三次駅から広島方面のダイヤを平準化し、最終列車が三次21時7分発となる。

6.各線区の減便
~福山→府中方面~
10時|01 43
11時|26
12時|08 52
~府中→福山方面~
10時|28
11時|10  52
12時|36

↑取り消し線のある列車を削減し、前後の列車を平準化する。
この区間のダイヤを変えたことがあるもので主要なダイヤ改正につき、2017年春改正を参照。

~呉線 三原→広方面~
16時30分
17時21分
18時06分 ←安浦始発に短縮
18時44分
19時35分
~広→三原方面~
08時53分
10時18分
11時20分 ←運転取りやめ
12時17分
13時15分
・・・
16時14分
16時53分 安浦行(平日)
17時17分
17時49分
18時21分 ←安浦行に短縮
18時50分
19時16分

↑こちらも運転間隔の調整がなされる。 2012年春改正でもにたようなところで減らしているので参考までに。