JR西 運賃の特定区間まとめ

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ここにいう特定区間は、競合を踏まえて割安に運賃を設定しているというやつです。もっとも、内方調整(内側の区間の運賃を下げているもの)もあるので、その辺はうまい塩梅で扱うものとします。

京阪神都市圏における運賃体系の見直しについて(ここに記載されている内容通りの認可・届出がなされています)

もっとも、基本区間が32区間あるようなんだけれど、それを見つけれないままになっています(参考:運輸審議会)。

以下に記載しているものは17区間で、「大阪」を「新大阪」・「北新地」にした区間、「神戸」を「元町」・「三宮」にした区間等を含めれば30区間になりました。JR西日本からの回答を以下に置いておきます。主たるものを取り上げておりということで、値下げ率は大体同じであろうということでご勘弁頂きたいです。

大阪~京都
大阪~高槻
大阪~JR総持寺
大阪~神戸
大阪~元町
大阪~三ノ宮
大阪~宝塚
新大阪~高槻
茨木~神戸
茨木~元町
茨木~三ノ宮
高槻~神戸
高槻~元町
高槻~三ノ宮
京都~神戸
京都~元町
京都~三ノ宮
京都~奈良
京都~城陽
京都~新田
尼崎~神戸
JR難波~奈良
天王寺~奈良
天王寺~和歌山
天王寺~紀伊
美章園~六十谷
長居~和歌山
北新地~神戸
北新地~元町
北新地~三ノ宮
海老江~神戸
北新地~宝塚

また、普通運賃については割引率を記載しています。これは、以下の通達との関係があると認められるためです。

運賃及び料金の変更命令に係る取扱要領

二 変更命令の発出に係る考え方

(二) 「他の鉄道運送事業者との間に不当な競争を引き起こすおそれがあるものであるとき」(法第一六条第五項第二号)
例えば、以下のような事例については、合理的かつ正当な理由に基づかない不当な競争を引き起こすおそれがあると認められる場合がある。
・ 旅客鉄道運送事業者が路線別又は区間別に異なる運賃(原則として、加算運賃、乗継運賃を除く。)の設定等を行い、かつ、その最低額が最高額を概ね二割以上下回る場合。

    普通 通勤 通学
区間 営業キロ 所定 実施 割引 所定 実施 所定 実施
大阪・京都 42.8 750 580 22.7% 21470 17140 10060 7660
大阪・高槻 21.2 410 290 29.3% 12330 8830 7820 6060
大阪・JR総持寺 16.6 320 280 12.5% 9660 8530 7290 6060
大阪・神戸 33.1 580 460 20.7% 17360 14060 8500 6910
大阪・元町 31.4 580 420 27.6% 17100 12830 8380 6910
大阪・宝塚 25.5 490 340 30.6% 14410 10530 7990 6530
茨木・神戸 47.7 840 730 13.1% 22940 21840 11020 9900
高槻・神戸 54.3 960 830 13.5% 25790 23320 12650 11000
京都・神戸 75.9 1300 1110 14.6% 34910 31880 17320 15160
京都・奈良 41.7 770 720 6.5% 21790 20580 10300 9650
京都・城陽 20.2 410 380 7.3% 12330 11520 7710 6940
京都・新田 18.1 320 310 3.1% 9660 9510 7290 6680
尼崎・神戸 25.4 490 430 12.2% 14410 13140 7990 6910
JR難波・奈良 41.0 750 580 22.7% 20840 17140 9590 7660
天王寺・奈良 37.5 660 510 22.7% 19610 15750 9050 7200
天王寺・和歌山 61.3 1170 900 23.1% 28570 26320 14110 12410
天王寺・紀伊 53.3 960 880 8.3% 25380 25380 12350 12350