芸備線再構築協議会 帰宅ダイヤの実証時刻を発表
JR西日本は、芸備線再構築協議会における実証事業の一環として、平日夕方のダイヤ変更について発表した。
芸備線再構築協議会 実証事業に係る 平日夕方(備後落合~三次)のダイヤ変更および延長運転について
①芸備線 庄原市・新見市エリアの利用促進等に関する検討会議
(2021年8月~2022年11月、2023年7月:計6回)
2022年5月会議で交通体系に関する議論をJR西日本が持ち掛けた
2022年11月に利用促進に関する会議であり、それ以外の議論をしないとの決定がなされている。
それを以てJR西日本は国へ検討会設置への相談を実施している。
②JR芸備線の状況等に関するヒアリング
(2023年2月~8月:計3回)
③再構築協議会
(2024年6月~現在:幹事会5回、本会議4回)
改正地域交通法施行(2023年10月:再構築協議会についての規定の追加)の直後にJR西日本が設置を要請。
なお、土休日については既に発表しているところであり、こちらについては先に取り上げている。また、新見から東城方面については別途公表されるとのことである。
ダイヤ変更・臨時列車の運転は8月21日から12月23日の平日である。変更は以下の通り。
【変更前】
三次19時29分発 備後庄原20時05分着
【変更後】
三次18時41分発 備後庄原19時16分発 備後落合20時01分着
この1本前が三次17時26分発、備後落合18時46分着なので、確かに便利なダイヤではあろうと思われる。なお、今回のダイヤ変更における時刻は三次での広島方面からの接続は考えていないようである(1856Dは広島17時03分発三次18時46分着)。また、変更前の列車は、2021年秋のダイヤ見直しで備後落合行きが短縮されたものである(リンク)。さらに、もっとさかのぼるのであれば、今回設定される列車は、2012年春ダイヤ改正で廃止された列車に非常に近いものということになる(リンク)。
備後庄原から三次行きのスジについては特段の変更がなさそうである(ちょうど列車交換が発生しないため)。
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