阪急京都線有料指定席は「PRiVACE」 HPも公開

2024年4月26日阪急電車

阪急電鉄のHPに次のページが追加された。
阪急電鉄京都線 座席指定サービス PRiVACE -プライベース-
当社初の座席指定サービスの名称を 『PRiVACE(プライベース)』に決定!

阪急電鉄の座席指定サービスについては特に呼び名がなかったが「PRiVACE(プライベース)」になったようである。ニュースリリースによれば、「PRIVATE(プライベート)と PLACE(場所)を掛け合わせ、
“自分時間”が過ごせるプライベート感を『PRiVACE』というネーミ
ングで表現しました。」とのことである。
かねてよりニュースリリースで、2024年夏から大阪方から4両目に導入されるとされていたが、詳細は後日とされたままであった(車両諸元で付随車、2350番台、定員40人とはわかっている)。

今回のHPでは
・コンセプト文、イメージビデオ
・運転本数(最初は毎時2~3本、2025年ころには4~6本)
・WEB予約が可能(座席指定料金が必要)
・車両外観(真ん中の1ドア車、ロゴの掲示)
というあたりがわかっている。未だ座席の形状などは特段示されているわけではない。

また、ニュースリリースを見ると、現在の京都線特急9300系電車の一部にも有料指定席を(恐らくは改造して)導入するのだろう。

運転本数については、毎時2~3本からスタートというのは京阪のプレミアムカーも似たような形になっている。他方で、全ての特急電車で運転されるようになるわけではないようである。
折角なので京阪線「プレミアムカー」と対比する。奇しくも「P車」とよばれるだろう。
阪急京都線は昼間全線46分で走破する。他方、京阪線は淀屋橋ー出町柳53分、祇園四条までは47分である(快速急行はそれぞれ59分、53分)。
京都線のプライベースは40人(画像を見る限り恐らく1+2列シート・大幅のヘッドレスト)に対し、京阪プレミアムカーは改造の8000系・新造の3000系ともに40人である(そのうち車椅子スペース附近は前日まで別で確保されている)。
ドア位置は阪急線は真ん中、京阪線は出町柳方寄りになっている。

これ以上の情報は待つほかあるまい。

【参考ブログ】
【阪急】座席指定サービスの名称を「PRiVACE(プライベース)」に決定(阪和線の沿線から氏)