第三セクター線・私鉄転換の新規開業駅を見てみる【並行在来線・私鉄移管路線】
この記事の続きである。ここにいう第三セクター線は
・整備新幹線の並行在来線として分離された線区
・私鉄の経営悪化により分離された線区
などを指す(第一種・第二種鉄道事者に限り、一般社団法人 佐賀・長崎鉄道管理センターや青森県などを除く)。
このほか、私鉄から分離経営を受けた路線についても一部扱う。ではいこう。
道南いさりび鉄道
平成28年春の転換以降、新駅設置はない。
青い森鉄道
目時ー青森間旅客駅27駅中新駅は1駅のみ。
青森ー東青森間に筒井駅が開業。
なお、矢田前ー浅虫温泉間の野内駅は青森駅寄りに移転している。
IGRいわて銀河鉄道
しなの鉄道
【北しなの線】 平成27年の移管。長野ー北長野、北長野ー三才間で構想があるのみ。
【しなの鉄道線】平成9年の開業。1999年にテクノさかき駅、2001年に屋代高校前、2002年に信濃国分寺駅、2009年に千曲駅
えちごトキめき鉄道
【妙高はねうまライン】二本木ー新井、新井ー北新井、高田ー春日山、春日山ー直江津に構想がある(参照)。
【日本海ひすいライン】青海ー糸魚川間、糸魚川ー梶屋敷間に構想があり(同上)、後者はえちご押上ひすい海岸駅として開業。
あいの風とやま鉄道
平成27(2015)年の開業後、2018年に高岡やぶなみ駅、2022年に新富山口駅が開業。
なお、当初は石動ー福岡、西高岡ー高岡、小杉ー呉羽、呉羽ー富山、富山ー東富山、水橋ー滑川、魚津ー黒部に設置可能性があった(参照)。
IRいしかわ鉄道
平成27年開業の金沢ー倶利伽羅間には新駅設置がない。令和6年開業の大聖寺ー金沢間のうち、松任ー野々市間に西松任駅が開業予定。
ハピラインふくい
令和6年開業の大聖寺ー敦賀間のうち、福井ー森田間、武生ー鯖江間、王子保ー武生間は新駅設置の構想があり、王子保ー武生間は令和7年の開業が見込まれる(参照)。
肥薩おれんじ鉄道
2004年の開業と当時に初野信号場を新水俣駅に昇格。2005年にたのうら御立岬公園駅を新設。
えちぜん鉄道
2003年の移管後、三国芦原線は2007年に日華化学前、八ツ島駅、2015年にまつもと町屋駅を開業。
養老鉄道
2007年の移管後新駅の設置なし。
伊賀鉄道
2007年の移管後、2018年に四十九駅が開業(近鉄時代に一度廃止されている駅)
四日市あすなろう鉄道
2015年の移管後新駅の設置なし。
和歌山電鉄
2006年の移管後新駅の設置なし。
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