「サイコロきっぷ」人気すぎて抽選制に

サイコロきっぷは過去4回発売。第1弾(2022年夏)は大阪発で、白浜・餘部・東舞鶴・倉敷・芦原温泉・尾道・博多が行先地。第2弾(2022年秋)は広島発。博多・松江・姫路・金沢の行先となっていた。そして第3弾(2023年冬)は大阪発。加賀温泉・出雲市・湯田温泉・博多が出目。観光施設への割引なども行われていた。第4弾(2023年初夏)は岡山発で、JR四国も協力しており、出目が小倉・奈良・敦賀・松山となっていた。なお、第4弾から金～日出発は8000円に変更され、連続3日から連続2日に短縮。

これらのきっぷは人気がすごく、第1弾は4日間で10万枚が売れたとのこと(参考：鉄道プレス)。更に第3弾は人気が出すぎた結果、発売終了日を繰り上げ。特急やくも号はほぼ指定席完売で、山口線も昼間に臨時快速列車を増発するまでとなった。

△エントリー終了日ギリギリに購入した「サイコロきっぷ」

旅行需要が回復していることも考えればここまで破格に安い切符を作りまくるわけにもいかないのだろうし、特急こうのとり号のキャパシティも普段の両数も考えれば前のやくも号のような満員状態もあり得るという判断があったのかもしれない。

いずれにせよお得なきっぷであることは間違いないので、ひとまずエントリーしてみるのはよいだろう。