JR北海道 23年春ダイヤ改正詳報

2024年4月26日未分類

2022年3月ダイヤ改正について

JR北海道は小ぶりな改正である。

1.札幌~網走間 283系に統一
現在札幌~網走間「オホーツク」、旭川~網走間「大雪」は国鉄型気動車183系であるが、これを283系に置き換える。所要時間は多少短縮されるが、現行の183系はグリーン車1両、指定席2両、自由席1両のところを、指定席2両、自由席1両の編成として、増結を適宜行うとした。グリーン車の設定をなくしただけである。

2.旭川行特急の時刻変更
図示したほうが早い(以下の7:30発は稚内行宗谷号)
~現行~
6時|35 56
7時|30 49
8時|30
9時|00
10時|00
~改正~
6時|29 50
7時|12 30
8時|00
9時|00
10時|00
通勤通学のためにダイヤを詰めたこととなる。

3.札幌へのナイターゲーム輸送について
弊記事参照

4.土休日の快速エアポート運休解除
現在土休日運休となっているものを解除する。「土休日運休を取りやめる」なんていいかたでうっかり勘違いしていた。2020年春改正の時に設定された土休日運休がなくなるというわけである。

5.ホームライナーの指定席化
美化語はついているがようは値上げである。
ホームライナーが便利に生まれ変わります! ~チケットレスサービス導入でご予約・ご乗車がスムーズに~ のニュースリリースを参考にしてほしい。
ダイヤ自体は変わらず、手稲7:24、7:51、8:22発である。
今までは座席定員制の100円のホームライナーだったが、全席指定席になり、普通車530円、グリーン車780円になる。が、「えきねっと」では指定席210円、グリーン車310円となる。いや結局値上げかよ。確かに当日分・手稲駅でしか買えなかったところからすると進歩だろうけども…
(あとは手稲駅での券売機の整備費の都合もあるのだろう)

6.H100系を富良野線に全導入
全列車一気に置き換えとのこと。
現行だいやだと長万部~小樽、長万部・室蘭~苫小牧、旭川~名寄・上川、新得~釧路が導入区間である。老朽車の淘汰に向けてということである。

7.駅の廃止
日高線浜田浦駅が廃止となる。ただでさえ短くなった日高線がついに間2駅となる。
また、釧網線細岡駅も4月25日から11月30日のみ停車となる。釧路駅から19km、釧路湿原駅の一つ北の駅である。

今後行われるダイヤ改正は
2023年4月1日(土) 留萌線 石狩沼田~留萌間廃止に伴う時刻見直し
↑臨時列車を出すのか否かである(札沼線の苦い記憶が…)。
5月20日(土)室蘭線737系電車投入
室蘭~苫小牧間のH100系気動車も更に置き換えることとなり、更にスピードアップも行うため、大幅にダイヤが変わる予定とのことである。ちなみに室蘭本線の同区間は1時間に1本よりやや少なめといったダイヤである。「列車体系を見直す」としている。