「α列車」て何？　①【東海道・山陽篇】

2023年2月18日2024年9月25日未分類

国鉄民営化の話がまとまりつつある頃の1985年、ダイヤ改正が実施されている。新特急が導入されたり、新幹線のスピードアップもなされている。
他方普通列車に関しては「α列車」が導入された。毎日運転の臨時列車で、利用者の動向を見ながら来年以降の運転があるかどうか判断するものであるしかしながら「α列車」と調べても詳細の情報が出てこない。そこで今回一連の記事ではα列車の趨勢を調べることとした。

使用した時刻表は1985年5月版の小型版全国時刻表。今回は東海道・山陽篇。他のものは以下のリンクからどうぞ。
今後の予定(「α列車」て何？　⓪総説篇)

このころの静岡ー興津間は毎時4本であった。その一部をα列車として埋め込んでいることになる。

一時期これに該当する列車が和気発着となっていたのが再び瀬戸発着に短縮されている。この地区の山陽線が岡山ー姫路直通のみで、相生で赤穂線から乗り換えて姫路に行くというパターンは採用されていなかった。

本数はまずまずと言ったところか。もっとも、今よりは本数が一応少ない。また、白市発着がほとんどない。

徳山駅柳井駅を1往復する電車を追加している様相。普通電車の終電はやや早いが今よりも本数があること、原則広島ー小郡or下関という運転系統であることに注目。

7833Mに関しては下関乗換にすりゃいいのに…とおもわなんだでもない。