「ぷらっとこだま」に乗るっ!

2024年4月26日JR各社/三セク国鉄,旅行記

※京都市交通局は今回関係ないです

さて、某日名古屋駅から京都駅に向かわねばならぬこととなっていた。18切符シーズンなら便利で快適な新快速乗り継ぎでもいいのだがあいにくそうじゃない。近鉄特急も考えたが急行の強行軍はフリー切符でもない限りなじまない。
そうだ、「ぷらっとこだま」を使ってみよう。
というわけでJR東海ツアーズで購入。当日名古屋駅でQRコードを読み込ませ切符を発行。旅の始まりである。
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今回乗車したのはこだま719号新大阪行き。当然ながら各駅に停車する。

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ドリンク引換券はこの通り。名古屋駅でプレミアムモルツと引き換え別日に飲んだ記憶。
HP曰く引き換えられるのは以下の通り。

・660ml以下のソフトドリンク(医薬部外品を除く)
・350ml以下の缶ビール(一部商品はロング缶も可)
・500ml以下の酎ハイ、発泡酒(日本酒は引換え不可)
・ドリンク券+180円で187mlワイン(追加代金は引換えの際に支払)
さて名古屋駅のホームに着く。その大半たる列車は「のぞみ」であるが、こちらは普通車指定席が10両。他方「こだま」の普通車指定席はわずか3両である。
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車内は結構家族連れのゆったりした雰囲気であった。名古屋でも岐阜羽島でも米原でものぞみに抜かれていく。高加速高減速をしているのだが車内の雰囲気は非常に落ち着いている。
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てなわけで京都駅に着く。

一応料金の比較をしておく。参考までに(※通常期)

●青春18きっぷ:2410円(1日分)
●JR線普通電車:2640円(学割2110円)
●近鉄急行電車:2640円(学割2110円)
●ぷらっとこだま:4500円
●近鉄特急電車:4570円(学割4040円)
●新幹線自由席:5170円(学割4640円)
●新幹線ひかり・こだま指定席:5700円(学割5170円)
●新幹線のぞみ指定席:5910円(学割5380円)
●ぷらっとこだまグリーン車:6200円
●新幹線グリーン車:8180円(学割7650円)
あとは一般的注意を書いておこう。扱いとしては通常のJR券ではなく、旅行商品であることを念頭に置いておこう。
●通常のきっぷは乗り遅れた場合後続の特急自由席に乗車できるが、ぷらっとこだまは乗り遅れると乗車券部分も含め無効
●通常のきっぷは途中下車制度があるが、ぷらっとこだまは途中乗降は一切できない(券面無効)。※東京駅と品川駅の選択を除く
●ぷらっとこだまは同一列車でも自由席に乗車できない
●予約変更ができない(再予約→取消となる)。10日前から取消料がかかる。
●ぷらっとこだまを利用するときは直接新幹線改札に入場する必要がある。在来線改札で入り乗り換え改札で新幹線ホームへ、とはできない。
●新大阪・京都・新横浜・品川・東京から利用する場合、JR東海の指定席券売機で引換をする必要がある。JR西・東の指定席券売機などは使えない。
●通常のきっぷでは〇〇市内という有効区間があるが、ぷらっとこだまではそのような適用がない。例えば、新大阪から東京まで新幹線に乗る時、通常の乗車券では大阪駅から乗り、新宿駅で降りるとしても別途料金が必要ではないが、ぷらっとこだまの場合、大阪ー新大阪、東京ー新宿は別途精算となる。
●通常のきっぷは当日購入できるが、ぷらっとこだまは前日22時までの購入である。