阪神電車 着席サービスを本格導入 27年春
阪神電車は、開業120周年事業として、2027年春に新型車両導入と、座席指定サービスを導入すると発表した。
2027年春に 新型急行用車両3000系を導入し、 座席指定サービスを開始します
新型車両は3000系と称した、6両編成で、そのうち1両を座席指定サービスが提供可能な車両にするという。車両の消費電力は現在の主力急行電車の8000系から60%削減するという。
車体色は、「赤胴車」のバーミリオンよりはややオレンジ色がかった、Re Vermilionとしている。ついこの間、8000系電車の車両デザインをオレンジ色(巨人カラーと揶揄される)から、往年の赤胴車に戻すというリリースを出していた(ニュースリリース)が、まさかこの続きとなっているとは驚きである。なお、8000系は赤胴車のバーミリオンに戻し、他の急行型電車(近鉄線直通の1000系・9000系及び9300系)もこの色に合わせるという。今の1000系・9000系は正しく阪神タイガースの色合いであるのに、ここから色が変わるということになる。なお、目的としては「「阪神電車の急行用車両はバーミリオン」というカラーイメージの定着」としている。
9300系電車のカラーが、巨人色であるとして株主総会が大荒れしたというのは有名な話であるが、次の6月の株主総会でこれに対して何か取締役に物申したければ今月中に株を買えば何とかなってしまうのである。物好きな方はどうぞ。
阪神電車の着席保証列車といえば、実証実験として行われた夜間有料臨時列車「らくやんライナー」が記憶に新しい(【期間限定】夜間有料臨時列車(らくやんライナー)の 運行について)。この列車の概要を振り返っておこう。
実施時期:2022年12月23日、23年1月6・13・20日(金曜日)
運転区間:大阪梅田発青木行
乗車駅 :大阪梅田・野田(大阪梅田では1~5号車の150席、野田では30駅)
降車駅 :尼崎・武庫川・甲子園・西宮・香櫨園・打出・芦屋・青木
料金 :200円、現金のみ
支払方法:ホームで整理券を係員から購入。
そうなると忘れ去られたのは西鉄のNライナーだけ(弊記事リンク)、ということになるのか。
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