南海・泉北 合併認可!泉北高速線は「泉北線」へ!

2024年11月8日未分類

本日、国土交通大臣は南海電気鉄道株式会社と泉北高速鉄道株式会社(南海の100%子会社)の法人合併を認可した(鉄道事業者の合併等は鉄道事業法上認可が必要となる)。合併日は2025(令和7)年4月1日である。

南海電気鉄道株式会社と泉北高速鉄道株式会社の合併認可について
~令和7年4月1日からは南海電鉄「泉北線」として営業予定~(国交省)

南海電気鉄道と泉北高速鉄道の鉄道事業の合併が認可されました(南海)
南海電気鉄道と泉北高速鉄道の鉄道事業の合併が認可されました(泉北)

南海電気鉄道と泉北高速鉄道の鉄道事業の合併が認可されました(共同リリース)

南海電鉄を存続会社とし、泉北高速鉄道を消滅会社として権利義務一切を南海が承継することになる(既報通り)。ちなみに合併契約は2024年9月30日締結であり、本申請は10月11日になされている。

今後泉北高速鉄道線は「泉北線」と称されることになり、合併時の運賃は初乗りの二重払いを解消する体系となる予定である(今後報道があるであろう:なお、詳しい論考は702鉄道ノートさん参照)。合併後の南海の営業キロ延長は168.3kmとなる。

その他の変更点は以下の通り。

・路線のイメージカラーは黄緑色(高野線が緑色)。泉北高速は紺色を運賃表で利用。
・駅ナンバリングは深井がNK88、泉ヶ丘がNK89、栂・美木多がNK90、光明池がNK91、和泉中央がNK92となる。(南海は汐見橋線、高師浜線、多奈川線、加太線、和歌山港線で枝番を利用、高野山駅がNK87)

和泉中央駅の運賃表

なお、同日に実施される京成の新京成吸収合併は、新京成線は「松戸線」、運賃は維持(別体系のまま)となる(リリース)。

また、2026年4月1日に鉄道事業を分社化する予定であるとのことである(リリース)。

これまでの経緯

令和5年12月20日 両社間で経営統合に関し基本合意(記事
令和6年 9月30日 両社間で合併契約を締結(リリース
令和6年10月11日 両社から鉄道事業法に基づく合併認可を申請
令和6年11月 1日 同申請を国土交通大臣が認可 ←いまここ
令和7年 4月 1日(予定)合併実行(合併契約の効力発生日)

南海「泉北線」の終点となる和泉中央駅

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