大阪万博 地下鉄中央線の輸送力を推定する

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このツイートからのインスパイア。

運用数の問題もそうだが、引用元はパンクを懸念されている。折角なので今手もとにあるデータで推計してみよう。

1時間当たりの輸送力の推計は簡単である。恐らく1編成辺りの定員は30000A系>400系>近鉄車だろうから、ひとまず400系で言えば1編成808人である。運転本数でいえば、2.5分間隔での運転を予定しているため、最大24本ということになる(Osaka MetroHP)。乗じてみれば全体の輸送力は19,392人/時と推計できる。もちろん、これというのは乗車率100%の計算であって、200%であれば3.9万人くらいは一応運べるわけである。

ついで、万博の入場者数を見ていく。

1970年の大阪万博は会期全体で6422万人(毎日)。他方、2025年の万博来場者数は2820万人を推定している(HP)。来場者のうち、3割は1か月に固まるとのことであるから、それでいうとピーク時の来場者数は1日辺り28.2万人と推計される。混雑緩和策を取っても、23万人で、甲子園5つ分である(産経)。ピーク時間帯であれば1時間当たり9万人を運ぶとの話もある。

インフラのパンクは心配になるところである…

▲コスモスクエアより先へ行けるのももうすぐ。