JR東海 26年春ダイヤ改正詳報
【2026年春JR・三セク各社ダイヤ改正速報・まとめ記事はこちら】
JR東海のダイヤ改正を見ていこう。今回は新幹線がメインになっているといってよいだろう。
新幹線
のぞみ「13本」ダイヤへ!
まず、東京駅7時~10時台、新大阪駅14時~17時台に、のぞみを毎時1本増発する。当該時間帯は13本ののぞみを運転できるようになるものである。また、同時間帯ののぞみのうち、臨時列車で2時間30分運転を2時間27分運転にする。

橙色が増発列車、青色が定期列車である。なお、17時36分発上りのぞみは一部の日に品川行として運転される。
始発駅の新規設定!
京都駅6時03分発、東京駅8時12分着臨時のぞみ548号(新大阪始発より11分早く東京着)を新設する。名古屋6時28分発のぞみ号を定期列車化し、一方で名古屋6時37分発のぞみ号は臨時列車化(一部日程で上記の京都始発で運転)となる。名古屋駅からは定期で品川駅7時台着となる。
名古屋駅現行6時45分発こだま号東京行きは、一部日程で、岐阜羽島駅6時30分発の臨時列車こだま800号となり、岐阜羽島駅からの東京着が34分早くなる。
こだま号の最終列車のうち、名古屋22時14分発静岡行764号は、こだま864号として、名古屋22時21分着となる。このことにより、新大阪からの静岡行最終が6分繰り下がる。
博多からの最終更に繰り下げ! 山陽方面も充実
2025年3月改正(リリース)で博多駅からの最終のぞみが19時00分に設定されたところだが、今回、臨時のぞみ206号が博多駅19時18分発、品川23時59分着として設定された。このことにより、九州新幹線熊本駅からの最終接続が18時04分発から18時41分発みずほ号まで繰り下がることとなる。
また、定期列車のぞみ287号新大阪行(東京20時09分発、新大阪22時38分着)を広島行(23時59分着)に臨時延長する。また、広島駅の上り始発の次の列車はのぞみ76号(6時26分発)のところ、のぞみ11号(広島6時15分発)を臨時延長する(現在は岡山~新大阪間臨時)。
山陽新幹線、熊本から/への乗り継ぎも改善される(JR九州のところで扱う)。
在来線
新幹線のダイヤ改正に合わせ、武豊線、中央線で始発が繰り上げとなるほか、飯田線(中部天竜~天竜峡間)でワンマン運転が開始される。
関西線・武豊線
関西線と武豊線では既報(弊記事)の通り、特急南紀と快速みえを除き、すべて315系4両編成のワンマン運転(都市型ワンマン)となる。なお、一部列車は3月8日からのワンマン化である。
関西線夕ラッシュ見直し
さらに関西線では、名古屋駅17時14分快速亀山行(2両)を区間快速(4両)に、17時23分発普通亀山行を普通四日市行(いずれも桑名で快速みえを退避)にに変更する。要は、区間快速化で名古屋近郊の停車駅を増やしつつ、運転間隔の調整を図ったということである(この時間帯、18時台の亀山駅着の電車が4本あったので妥当であろう)。
また、亀山駅18時53分発鳥羽行を18時40分発に繰り上げる。こうすることにより、多気で、新宮行に乗り換えが可能となる。また列車間隔も前後列車が亀山駅17時58分発と19時27分発だったので、これを均整化したともいえるだろう。
「一部の輸送体系を見直し」とあったが、減便は最小限である。
サンライズの繰り上げ
サンライズの下り列車が保守間合いの影響で、東京駅21時50分発から21時26分発に、結果として、浜松まで繰り上がることとなる。なお、現状有名な熱海乗り継ぎ(東京22時12分発熱海22時54分着)は使えるようである。





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