神大生協、マルス廃止の真偽は如何に

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神戸大学のサークルが、「神戸大学でマルスが、今年度中に廃止」とツイートしたことに関連して、いろいろ話が深いことになっているのである。

事の発端は、神戸大学旅行研究会の以下のツイートをしたことである。

念のため補足しておくが、マルスというのは、JRの乗車券類を発行する機械のことである。これが結構高くつくこと、月2000万円の売上があってようやく黒字になるということ、は京大HPに記載されているところである(京大HP)。

これに対して、神戸大学生協が反応(Wayback machine)。「JR券の予約発券サービスに関しまして、廃止の予定ならびに検討を行っている事実は一切ございません。」「SNS等にて誤情報が発信されています」とした。また、大阪大学生協も、「JR券の発券サービスを廃止する予定や検討を行っている事実は一切ございません。」「SNSや他生協の情報により、誤解が生じている」としている(Wayback machine)。

しかし、同サークルが情報源としたのは、単なるうわさ話ではない。上記ツイートで、リンクが引いてあるのは、京都大学生活協同組合の総代会(=株式会社でいう株主総会に類似する議決機関)での問答である。以下引用しておこう(10月8日夜時点でのWayback machine)。なお、28日時点(Wayback machine)では、「※一部に他大学生協の不確定な情報が記載されておりましたので、削除いたしました。」としていたが、一応引用しておこう。

また関西北陸地区の各大学生協のほぼ全てで既に廃止しており、現在このサービスを継続している3生協のうち、京大生協を除く他の2生協は今年度中の廃止を予定しています。

ここでいう京大生協を除く他の2生協とは、神大生協と阪大生協のことであろう。これを見て、確かな情報源があることを前提にしてツイートした旅行研究会は悪くないであろう。実際私も、京大生協の組合員として総代会に出席したが、専務理事が上記の発言をしたのを確かに聞いた。なるほど福利厚生として京大生協はまだ頑張るのかと感心したものである。

しかし、結局旅行研究会は謝罪声明を出している。一番割を食ったのはだれであろうか。