往復・連続乗車券終了後の学割等の取り扱いが決定

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JRグループは、往復乗車券・連続乗車券の発売終了に関する具体的なリリースを行った。

往復乗車券及び連続乗車券の発売終了日等について
2026年3月から「ジパング倶楽部」のきっぷの購入ルールが変わります。

発売終了自体は2024年12月に発表されていたが、発売終了日が確定した。期日は3月13日限りである。

往復乗車券の発売終了に伴い、往復割引の取り扱いも終了となる。一方、3月14日以降、片道乗車券2枚を指定席券売機でほとんど同じ操作で購入可能である。学割乗車券・ジパング桑部割引は、今までの割引証で片道乗車券2枚を同時に発売可能となる。ということは、今まで往復・連続乗車券で購入していたきっぷの購入に要する割引証の枚数は変わらないということになる。なお、ジパング倶楽部割引については、片道101キロ以上から購入可能と条件が緩和される。

経過措置として、3月13日までに発売した往復・連続乗車券は有効期間まで利用可能である。そして、乗車日・乗車区間の変更も1回可能である。発売日が3月13日までというだけなので、有効期間開始日を3月14日以降にすることは可能である。そうなると、3月13日に、4月13日有効期限開始の最長往復きっぷ(有効期限おそらく108日:7月29日まで有効)を、利用開始日変更すれば8月頃までは往復乗車券が存在するということになる…のだろうか。有効期間内で使用開始前であれば変更できるので、有効期限の末日に乗車変更し、1月後から利用開始にすればよさそうです。訂正いたします。

過去記事から…

過去記事:往復・連続乗車券発売終了へ

結局、乗車券はほぼ今まで通り購入可能であるので、取扱いが異なるのは有効期間のみである。過去記事にも記載しているが、「京都市内ー東京区内」の往復乗車券(有効期間8日)を買い片道7日かけて、一挙に1日戻るということができなくなるだけである。要はオタク以外特に困らないということである。

そして過去記事ではこう書いていた。

この辺の取扱いが変わる(=発行枚数の目安の変更)のか、そもそも学割”証”というアナログなシステム(数少ない有人でのチェックが必要なシステム)自体を廃止するのかというところも気になる話である。

残念でした。。。

参考

JR東日本の運賃改定について、ニュースリリースが出ました。パンフの解説はようやりませんので、読んでください…

運賃改定の詳細について ~2026 年 3 月 14 日に運賃改定を実施します~