北東北乗車記【Day4・Day5】

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この2日間はホリデーパスを使う。旅せよ平日と言われてもこちとら長期休暇でずっと休みじゃ。

2月15日

羽後牛島からの始発電車は秋田から先奥羽線は大館に直通する。秋田からはツーマンで進んでいく。新駅の泉外旭川を過ぎて追分へ。

追分駅 発車標も停止中
よく見る起点終点のやつ

追分から男鹿線電車を待つのだが、男鹿線の上り電車が車両故障だったようで、秋田方面は結構待たされているようである。そしてせっかくICカード対応改札機と券売機を備えているのに、駅員が居ない時間帯はきっぷの投入口はふさいで券売機は停止としている。この姿勢は本当によく理解できない。男鹿線の電車で男鹿まで向かう。ワンマン運転と言いつつ、信用乗車方式であるのみならず、運賃箱すら置いていないのである。もう少しやりようを考えてもいいのではないかと思われる。

二田駅にて

男鹿から戻ってきて今度は羽越線に乗り換える。

男鹿駅の旧駅舎 ワイナリーのビール版のやつ

酒田行で仁賀保まで行く。仁賀保駅ではにかほ市の職員さんがきっぷを売っておられた。ポケット時刻表を所望してみれば、ないと告げられたうえで、よほど不審な動きだったのだろう、「駅舎カード」なるものを貰った。お気遣い頂きありがとうございます…

仁賀保駅

羽後本荘からは由利高原鉄道に乗り換える。

羽後本荘駅

一旦改札外に出て由利高原鉄道の改札から入りなおそうと駅スタンプを押していると乗り換え時間が短く「乗るの?」と言われ、乗りますと返せば、ならエレベーターを使ってと言われた。階段で降りると切り欠きホームと反対側に降りることになったので、その忠告が正しかったようである。矢島行きの汽車に乗ってみると、単なるワンマン列車でなく、アテンダント付の列車であった。各駅の紹介をしつつ、鳥海山を眺めてだの、車両の紹介だの、タブレット交換だの、イベント列車の紹介だの全部丁寧に説明されて、更には車内販売と記念乗車証を配りと熱意の籠っている列車であった。

YR2001号車

終点矢島駅に着いて50分ほど時間がある。観光案内所とドリンクコーナーとがあり、鉄印帳はその場で書いてくださる名物の方がいらっしゃったりとしている。そんな駅構内で待っていると、ホームでは入れ替え作業を終えて別の車両を仕立てていた。

写ルンですで撮影していました

ほぼ同じメンツでまた羽後本荘に戻る。ご飯をくいっぱぐれたままさらに乗り継いで秋田駅に戻る。こちらは2両ワンマンで秋田に連れてちゃんと混んでいっている。桂根にはやはり止まらない。

駅名標撮影失敗

秋田からは奥羽線に乗り換える。所定新庄行が院内止に変わっている電車で、車内放送は新庄行のままになっていた。

横手でイベントがあったっぽい?

車内は完全に混んでいて、それでもワンマンの取り扱いは無人駅(簡易委託除く)各駅で丁寧に取り扱うが故に車内は皆ごそごそ移動しながらという感じになっていた。

なんとか無理矢理三線軌条を撮影

1時間ほどで大曲に着く。大曲ではまた数十分待つことになるので、秋田新幹線ホームのほうを見に行けば英才教育の準備がしてあった。横手方面はどうやらイベントがあったようである。それに向けて切符を買っている人に駅員さんが乗車証を渡して車内精算を促していた。

こうやってオタクを作っていきやがって

こまち号が去っていくのを見届けて乗り換えるは盛岡行の田沢湖線電車である。こちらはツーマンである。しかしガラガラである。だからと言って車掌が検札をしに来るというわけでもない。

このまま盛岡に行ってやってもいい…か…

果たしてやる気があるのかどうか。それは本数を見れば明らかである。明らかに新幹線旅客で溢れている角館に着く。いざ秋田内陸線に乗り換えようとすると駅舎があり得ないくらい混んでいる。40人くらいであろうか。手もとを見れば団体乗車券も握っておられる。なんとか硬券の入場券を買って車内乗り込もうとすると、そのやり取りを聞いておられたのか運転士氏から「入場券じゃ乗れませんよ」と言われたので改めてパスを見せることに。お手数をお掛けしました。

秋田内陸線駅舎

さて、角館から数駅、松葉で件の観光客は全員降りていく。田沢湖の裏側ということで観光地になっているようである。上桧木内で急行と行違う。急行は車掌がドアを開けておられた。

上桧木内駅で離合

そこから戸沢ー阿仁マタギは長らくトンネルを進み、奥阿仁を過ぎて阿仁合に着く。阿仁合でもキャンドルだかなんだかのイベントをやっておられたのだが、そのまま乗りとおす。折角なので急行券でも買おうと窓口に訊いてみると、硬券の急行券は売ってないということで、所謂レシートの急行券でと言ってみたら、駅員さんのご提案で補充券を出してくださることになった。縄文小ヶ田駅が小ヶ田駅だったころのきっぷであった。

そんなありがたいこと中々ない

運転士が変わって阿仁前田温泉で対向列車を待っている間にホームから写真を撮ると、運転士から何を撮った(何等かまずいことを撮ったと勘違いされた)と訊かれたので写真を見せたり。すると鷹巣からの汽車が遅れているということで7分ほど遅れで発車する。その遅れを引きずって鷹巣に着く。

折り返しの発車は早かった…

ちょうど大館方面の電車が接続を取らずに出発する。JRは鷹ノ巣駅と称するのだが、そちらで乗り越す分の切符を買おうとしたら、窓口は閉まっていたし、券売機が停止していた。ホームを見回して30分ほど待っていると、快速電車がやって来る。車掌氏に弘前まで乗り越す旨を伝えれば常備券をその場で発行して頂くこととなった。

み ん な だ い す き

その先大館からは(津軽湯の沢通過の)普通電車となり、盛岡行の花輪線に接続する。大鰐温泉で弘南鉄道との乗り継ぎ口がレトロな看板を出していて、2駅で弘前に着く。常備券は回収されてしまった。

大鰐温泉駅 見えてるのは出口

弘前ではホステルに泊まる。

2月16日

弘前からはあおもりホリデーパスを使う。見どころを作るのが難しかったので完結に。弘前からは青森まで奥羽線に乗り、青い森線に乗り換えるが、浅虫温泉で一旦降りて、次の電車で八戸まで行く。八戸ではスムーズな乗換で久慈へ。久慈でご飯を食べて(このときに別の旅行の予約を公民館で済ませる)、三陸鉄道などを見回して八戸に戻る。八戸からは快速しもきたに乗り換えて大湊へ。大湊から普通列車での野辺地に戻り、野辺地からはまた青い森線、奥羽線と乗り換えて弘前に戻る

浅虫温泉行703系
三陸鉄道の車両
快速しもきた 八戸臨海からの貨物?
大湊駅

日程表はこちら

2月15日 あきたホリデー
羽後牛島 5:59   羽越・奥羽
追分 6:28  
7:04   男鹿線
男鹿 7:45  
8:15   男鹿線
秋田 9:07  
9:11   羽越線
仁賀保 10:10  
10:34   羽越線
羽後本荘 10:48  
10:55   由利高原鉄道
矢島 11:34  
11:55   由利高原鉄道
羽後本荘 12:36  
12:42   羽越線
秋田 13:22  
13:45   奥羽線
大曲 14:34  
14:55   田沢湖線
角館 15:14  
15:33   秋田内陸線
鷹巣 18:15  
18:54 7分延 奥羽線快速
弘前 19:52  
2月16日あおもりホリデー
弘前 7:06   奥羽線快速
青森 7:46  
7:52   青い森線
八戸 9:26  
9:29   八戸線
久慈 11:10  
13:03   八戸線
八戸 14:45  
15:14   快速しもきた
大湊 16:53  
17:01   大湊線
野辺地 18:02  
18:08   青い森線
青森 18:58  
19:04   奥羽線
弘前 19:50  

このあとの2日はブログではなく別のところで出すことになるので、こうご期待。

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