JR東日本 運賃改定が認可

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JR東日本は、過日申請していた、2026年3月からの運賃改定が認可された。

運賃の改定申請の認可について ~2026年3月に運賃改定を実施します~

申請時のブログはこちら
運輸審議会の資料・パブコメ時の記事はこちら

改定は認可されたわけであるが、それ以外の細かいところを見ておこう。
・鉄道駅バリアフリー料金は廃止となる。

・特定区間の運賃については既報(申請時)の通りである。通勤定期については新橋・鎌倉間

・オフピーク定期券制度は、以下の通り区間が拡大される
(東海道線)平塚~大船間
(東北線)大宮~久喜間
(高崎線)大宮~鴻巣間
(京葉線)千葉みなと~蘇我間
(総武線)千葉~蘇我間
概ねこれがJR東日本が考える需要の旺盛な区間という認識をしてもよいだろうと思われる。

・東京~熱海間の売り分けについても実施される

・山手線内均一定期券が発売される
電特・山手線運賃の廃止についての説明であるが、そもそも設備投資額を踏まえたりすれば、運賃差を設ける必要性が薄いという判断だそうである。

というところである。特に面白いものはなかったが、「以前に比べると電車が混雑していますが、利用状況に応じて増発すべきではないでしょうか」ということに対し、「コロナ禍と比較すれば、ご利用は回復傾向にありますが、コロナ前までには戻っておらず、特に朝ピーク時間帯には過度な混雑に至らないように十分な輸送力を確保できる運転本数を設定しています。」ということである。たぶんそういう問題じゃないと思いますが…

さて、行政処分があったということは訴訟も起こりうるということであろうと考える。私は明らかに原告適格がないので、首都圏にお住まいの方など、頑張っていただきたい。