南武支線にE127系導入へ!
JR東日本は南武支線にE127系電車を導入することを発表した。
南武線(尻手~浜川崎駅間)へのE127系の投入について
両数は2両編成を2本。導入時期は2023年度となっている
半自動ドア対応のワンマン車、字幕式行先表示(方向幕)、車内防犯カメラ、車いすスペース、3扉ロングシート車である。
▲E127系電車と205系電車の諸元比較(引用:上掲リンク)
現在南武支線では205系国鉄型電車2両編成が3本運用されている。これらよりも省電力であるとの理由である。他方、E127系電車はこれまで大糸線の他、越後線・弥彦線などの新潟地区で運用されてきた。2022年春ダイヤ改正で新潟地区から引退した車両が転用されるものと思われる(このほか、えちごトキめき鉄道に同形式がET127系として存在する)。
要は中古車を中古車で置き換えるということである。最近このようなパターンがなかったものの、上記E127系電車が廃車にならずに2022年春ダイヤ改正後にも臨時運用されていたこともあり、動向が注目されていたところでもある。
JR東日本の通勤電車の置き換えを見ていくと
2017年夏~:山手線E231系500番台→E235系0番台(新造)
2020年夏~:房総地区209系電車→E131系電車(新造)
2020年冬~:横須賀線E217系電車→E235系1000番台(新造)
2021年秋~:相模線205系電車→E131系電車(新造)
2022年春~:日光・宇都宮線205系電車→E131系電車(新造)
などとなっている(もし抜けもれがあればご教示ください)。中古車での玉突きの置き換えは結構久しぶりな感じである。
また205系電車の活躍もこのほか鶴見線・仙石線・JR西日本の奈良線のみとなっている。記録・記念乗車はお早めに。
▲ET127系(直江津駅にて撮影:今回転用されるE127系0番台と同形式)
参考:
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