概算券とは何ぞや【宗太郎越え】
2025年の2月に、九州南部の乗りつぶしを兼ねて旅行に行っておりました。その時の旅行記は結局書きかけのまま放置してしまっており、たぶんボツになってしまうのではないか…と危惧しているところです。
さて、その際利用したきっぷは、「南九州 DE 超回復!きっぷ」というもので、宮崎・熊本・鹿児島3県が3日間乗り放題ということになっていました。しかも、フリー区間はきっちり県境の駅まで。となれば、まず乗りたい電車は宗太郎越えの普通電車2761Mでしょう。

同電車は宗太郎越えとなる佐伯~延岡間(普通電車は下り1本・上り2本)の最初の下り電車。使用される車両は特急用の787系。それぞれ先頭1両のみ乗車可能となっており、下りは半室グリーンとなるため、グリーン券を車内購入して乗車できるという「乗り得」電車でもある。
さて、朝の佐伯駅。前日までの間にフリー区間に接続する市棚までの乗車券を購入しているので早速駅構内へ。2番乗り場には中山香行を表示した電車が停車中。ほどなくして787系電車が1番乗り場に入線する。普通・延岡駅の表示を出して1号車のみドアを開けている。2号車方面は立ち入り禁止とされている。私は車両前方、ひとり半室グリーン車に入って出発を待つ。



佐伯では私含め3人を乗せて発車。どうやら車掌も運転台横に控えているようである。
ほどなくして、前方に乗っている車掌から、どちらまで行くのかということを訊かれる。それで延岡までと答えつつ、件のフリー切符と佐伯→市棚のきっぷを提示して、1000円を支払おうとしたが、手元には万札と5000円札しかない。それで1万円札を出したら、こういわれた。
「お釣りが出せないので、延岡か、どこか時間のあるタイミングの駅で精算してください」
それで発券されたきっぷがこれである。

そう、概算券である。旅客営業規則75条によれば、こういう取り扱いが認められているようである。
(旅客運賃・料金の概算収受)
第75条 車内において旅客運賃・料金を収受する場合は、旅客運賃・料金の概算額を収受することがある。
2 前項の規定によって収受した概算額は、前途の駅において旅客の申出によって精算する。

ちなみに、乗降の人数を数えると以下のような感じであった。車両前方から見渡しきれていないので、過不足があるかもしれない
佐伯 3
直見 1
北川 1
長井 2 ※にちりんと離合
北延岡 -2
重岡で南延岡発佐伯行787系の2760Mと離合していたのだが、こちらは20人ほど高校生が乗車している。2026年春ダイヤ改正から、2720Mになり、恐らく川原木信号場(直川~重岡間)での離合になるようである。ついでに2720Mは延岡発大分行になっているので、787系ではないようである。
ついでに、発車合図は車掌と運転士が同室ではあるが、ブザーでやっていた。

787系電車は延岡駅3番乗り場に到着、引き続き特急ひゅうが7号としての運転となった。
おまけ、前日日豊線を宮崎空港から佐伯まで上るときに撮ったキヤ141(ドクターWEST)






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