JR西日本 24年春ダイヤ改正詳報 その1 北陸エリア
2024年JR西日本のダイヤ改正詳報。今回は北陸エリアから。
2024年3月16日 ダイヤ改正を実施します ～北陸新幹線 金沢～敦賀間が開業します～
北陸新幹線は既報のとおり、かがやき9往復・はくたか5往復・つるぎ25往復+5本という形になった。
ダイヤイメージを掴みやすくするために、敦賀駅の時刻を打ってみた。
かがやき号のうち2本づつ越前たけふ・小松停車と芦原温泉・加賀温泉停車列車が用意されていr。
東京方面への所要時間は大幅に短縮されていることは間違いない。
これ以外にも北陸新幹線関係のダイヤ改善はあり、金沢7~9時台に出るはくたかが後続のかがやきに抜かれることなく東京まで先着することになった。
在来線特急列車に関してはサンダーバード・しらさぎの本数はほぼ変わっていない(減便分については後述)。サンダーバードとしらさぎ両方から接続を受けるつるぎ号は15往復、サンダーバードからのみ接続を受けるのは10往復である。
なお、在来線特急列車と接続するつるぎ号は1,2号車が自由席、接続のないつるぎ号は1~4号車が自由席となるほか、今まで締め切り扱いであった8,9,10,12号車にも乗車できるようになる(12号車はグランクラス、アテンダントなし)。
大阪方面との所要時間が余り短縮されていないように見えるのは、サンダーバードのうち、途中新大阪・京都・福井にのみ停車する列車(インチキバードという異名アリ)のせいである。
次に七尾線のダイヤをみていこう。サンダーバードが去り、能登かがり火は5往復+臨時1往復の体制に。また、七尾ー和倉温泉間が1往復削減されている。ただ、ダイヤ自体はよく練られているといえよう。
小浜線もダイヤ変更があった。
小浜線始発921Mは
現行 小浜5:10発 敦賀6:12着
改正 小浜5:00発 敦賀6:02着
となり、敦賀発の新幹線かがやき502号(敦賀6:11発)に連絡する
また、かがやき515号が敦賀21:34着となり、これに対する小浜生き最終は
現行 敦賀21:35発 小浜22:41着
改正 敦賀21:43発 小浜22:49着
とこちらも接続を取る。
土休日にはかがやき501号（敦賀9:34着）に接続する小浜行を運転する。
越美北線もかがやき501号に接続するように723D列車（福井9:08発→9:21発）が変更となる。
さて、新幹線に連絡しないしらさぎ1往復はどうなるかと言えば、臨時快速に置き換えとなった。
旧しらさぎ52号(金沢5:10→敦賀6:33→米原7:08)は敦賀6:31→米原7:08の臨時快速に置き換えで、ひかり636号東京行きに連絡する。
ひかり663号から接続を受けていた旧しらさぎ65号(米原22:48→敦賀23:16→金沢0:40)は、米原22:48→敦賀23:20の臨時快速に置き換え。更にハピラインふくいはこれに接続する快速電車を用意し、福井まで移動できるようにするとのことである（リリース）。