「一本列島」ライナー列車の軌跡 【福岡圏・札幌圏篇】

2024年4月26日ポケット時刻表

通勤ライナーと言えば昨今私鉄が特に力を入れているジャンル。しかし今から33年前、1988年3月のダイヤ改正、「一本列島」のキャッチフレーズの頃の通勤ライナーはどれほどのものだっただろうか。

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可能な限りその列車のその後についても触れていますが執筆時点の知識不足により満足な記述がされていない場合がありますのでご了承ください。また特筆しない限り座席定員制の列車で、普通車の座席指定料金は300円でした。

①鹿児島本線

列車名 列車番号 発駅 発時刻 着駅 着時刻
エアポートライナー 3121M 門司港 5:12 博多 6:31
ホームライナー 3184M 博多 23:00 門司 0:12

運転日:毎日
停車駅
3121M:門司港・門司・小倉・戸畑・八幡・黒崎・折尾・赤間・博多
3184M:博多・福間・東郷・赤間・折尾・黒崎・八幡・戸畑・小倉・門司・門司港
なぜこの朝の列車がエアポートライナーになるのかがよくわからない… これらの列車は現在特急きらめきが同様の役割を担っている

②函館本線

列車名 列車番号 発駅 発時刻 着駅 着時刻
ホームライナー 31D 手稲 7:35 札幌 7:52
ホームライナー 5003D 小樽 7:55 札幌 8:39
ホームライナー 5010D 札幌 17:25 手稲 17:40
ホームライナー 26D 札幌 19:24 手稲 19:41

運転日:毎日 ただし5003Dは休日のみ手稲(7:55)始発。
停車駅:小樽→手稲→札幌
料金:小樽発は300円 手稲発着は100円

現在も手稲発札幌行きで平日に3本運転している。運転区間の短さもあって手稲発着は100円と唯一かつ最安値である。また気動車での運転も珍しい。やはり特急列車の間合い運用である。(ということは列車番号にも如実に表れている)