JR東日本 25年春ダイヤ改正詳報 その2(常磐・南東北篇)
JR6社のダイヤ改正をそれぞれ詳報していくという取り組みである。次は常磐・南東北篇である。新幹線も合わせて確認する。
【ほかの詳報】
JR東日本 25年春ダイヤ改正詳報 その1(中央線・甲信越)
JR東日本 25年春ダイヤ改正詳報 その2(常磐・東北方面篇)
JR東日本 25年春ダイヤ改正詳報 その3(北東北篇)
JR東日本 25年春ダイヤ改正詳報 その4(新潟支社・トキ鉄篇)
JR東日本 25年春ダイヤ改正詳報 その5(首都圏篇)
新幹線
東北・山形新幹線に大きな変更がある。
・はやぶさが1往復増発される。東京14時44分発、新青森14時17分発である。現在も臨時列車として運転されている。いわゆる夕ラッシュ時間帯にさしかかるところではあるのだが、15時台・16時台ははやぶさの定期列車は毎時1本のままである。
・やまびこの所要時間を短縮する。東京11時36分発・12時36分発がその対象で、盛岡まで4分の短縮となる（ほかのやまびこ号よりもスジが立つことになる）。
東京11:36発盛岡14:54着→14:50着
東京12:36発盛岡15:54着→15:50着 ※ほかの列車は36分発・54分着のまま
・つばさ123号が最大13分の短縮となる。山形まで2時間54分掛かるというやや遅めの電車であったが、2時間41分運転となる。
東京7時12発山形10:06着・新庄10:53着→山形9:53着・新庄10:46着
・E8系電車で運転する山形新幹線を増やす。2026年春までにE3系の運転を終了する。
（触れるタイミングがないので、ここで記載すると）北陸新幹線の上り時刻を調整する。長野発の新幹線が固まっているところを上越新幹線とダイヤを交換することにより、運転間隔を調整する。これに合わせて本庄早稲田駅の停車列車を変更する。
在来線
常磐線
ときわ号1往復を品川発着に延長する。これにより、常磐線特急は品川駅発着になる。2015年の上野東京ライン開業以来10年にしてようやくの結果といえる。
上野6時04分発水戸行きを高萩行きに変更する。他方1本前の我孫子6時26分発高萩行きを勝田止まりに変更する。現行の高萩行きの普通電車は途中長時間停車があるため、それを短縮して実現させている。
このほか、行先の入れ替え（高萩6時3分発品川行きを小山行きへ、勝田6時30分発小山行きを品川行き）や、上野17時54分発高萩行き電車を水戸駅乗り換えに変更する。
水郡線
編成両数の見直しが発生する。
・水戸6時10分発常陸太田行き、常陸太田7時発水戸行きは土休日3両から4両に増結する。
・常陸大子15時44分発水戸行き・同16時41分発水戸行きは平日3両から2両に減らす。
・水戸13時15分発常陸大子行きは平日4両から2両に減らす。
また、水戸13時15分発郡山行きは常陸大子駅で乗り換えとなる。
東北線
郡山～本宮間に1往復増発となる（郡山7時26分発、本宮7時40分着、本宮7時46分発郡山8時03分着）。
【郡山駅 福島方面 無印＝福島、藤田行き】
6時｜10 28
7時｜06 26本宮 47
8時｜42 （以降15時台まで毎時1本）
【本宮駅 郡山方面 全列車郡山方面行き】
6時｜18 33
7時｜27 46
8時｜08 42
9時｜14 （以降15時台まで毎時1本）
米坂線
代行バスと普通列車の時刻を変更する。今泉駅からの普通列車はそこまで大きな変更はない。
【米沢駅 今泉・坂町方面】今泉行きは坂町方面代行バス乗り換え
現行：14時47分今泉行き・16時17分今泉行き・17時00分坂町行き
改正：13時47分坂町行き・16時00分今泉行き・17時22分今泉行き
※その手前は12時16分発
仙山線
一部列車で停車駅が変更となるようだが、記載はカットされている。