あいの風とやま鉄道 25年春ダイヤ改正詳報
あいの風とやま鉄道のダイヤ改正は今回はおとなしめである。
今回の目玉は富山～泊間のパターンダイヤ化とのことであるが、いわゆる「パターンダイヤ」と思ってみるとかなり”弱い”ものとなっている。以下に各駅の時刻を示してみた（各駅について着色しているところ以外は現行ダイヤの引き写しである）。
2024年春ダイヤ改正では、富山～高岡間のパターンダイヤ化を実施した。その際ダイヤホールがあったが、これを埋めるような増発はされていない。今回のダイヤ改正は、富山～黒部・泊間で1往復増発していること自体は評価されるべきであるが、もう少しなんというか昼過ぎ以降のパターンダイヤ化を含めることができなかったのかと思ったりもするところである。漸進的なダイヤ改正とみればよいのであろう。この点、2027年度に全線パターンダイヤ化を目指していることにつき、過去記事参照。
ちなみに富山～黒部間はJR時代に比べて普通8本快速5本、黒部～泊間は普通11本快速5本増えている。
また、上記に伴い、接続列車が変更（接続時間短縮）となっているものが複数ある。ここで、高岡駅の氷見線の時刻が変更（12:03発→12:10発）になっていることが暴露されている。
ワンマン運転列車の拡大も記載されている。「通勤・通学時間帯につきましては、引き続き車掌が乗務します。」とはあるが、既に17時台、19時台に差し掛かっていることは留意したい。