近鉄 25年春ダイヤ改正詳報
近鉄のダイヤ改正を詳報する。けいはんな線についてはこちらを参照願いたい。びっくりするくらい景気の良い話しか載っていない。
名阪特急大増発
万博に向けて名阪特急が増発される。平日3本、土休日7本である。それっぽい時刻表を作成してみた。
特急その他の変更
・土休日、大阪難波10時50分発鳥羽行、鳥羽14時18分大阪難波行を定期列車化する。上記名阪特急のうち、難波8時20分発、名古屋7時20分発も臨時列車であった。実は結構運転されていることについては、Webアーカイブ参照。
・阪奈特急のうち、平日西大寺始発の1本(7:37発)を奈良発(7:28発)に延長する。奈良駅7時台は難波行特急がなかったので、めぼしい改善であろうと思われる。
・名古屋22時25分発松阪行を22次20分発名張行に変更する。そうはならんやろと思ったが、松阪行は20分後にもあるので、妥当な変更であろう。
京都線系統
新田辺~西大寺~橿原神宮前間と、天理線の昼間本数を毎時3本から毎時4本に増やす。
西大寺~平端間は2021年7月の減量ダイヤ改正で、天理線からの直通電車毎時1本を削られていたので、事実上これについて本数を戻すことになる。それ以外は純増である(もっとも天理線内折り返し電車と、京都・西大寺ー橿原神宮前間の運転の組み合わせとなっているので留意)。どういう形で本数を増やすのかはよくわからない。
また、平日新田辺7時40分発京都行準急が運転される。これも恐らく純増である。
奈良線系統
平日昼間の急行種別について元に戻る(2022年12月改正で阪神線内の快速急行減便及び今回のダイヤ改正で阪神線内の快速急行の復便による。)。
すなわち1時間当たり、現在は難波行き急行2本、難波行き快速急行2本、三宮行き快速急行2本であるところ、難波行き急行3本、三宮行き快速急行3本となる。
大阪線
平日上本町10時00分発高安行き各駅停車が運転される。長瀬駅の時刻がある通り、近畿大学向けダイヤである。長瀬駅10時12分(現在は前後が10時4分、17分着がある)となる。ちなみに近畿大学の2限目は10時45分に始まる(リンク)。
南大阪線系統
土休日の始発列車を繰り上げる。いずれも平日の始発に合わせるものである。
・河内天美駅 5:10→5:00発
・古市駅 5:10→5:00発
・橿原神宮前駅 5:30→5:15発
・河内長野駅 5:31→5:24発
(2024年春改正で平日が5:29→5:24発に繰り上げ)
最終の繰り下げ
最終電車を繰り下げる線区がある。2021年の最終繰り上げに相当する電車もあれば、そうでなく単純に本数が増えているところもある。
奈良線系統
大阪難波24時03分発奈良行き快速急行が運転される。この快速急行は生駒で西大寺行きに連絡する。現在の終電は23時55分発準急であり、8分の繰り下げとなる(24時08分発東花園行き各駅停車より後に運転される)。
大阪線
上本町23時57分発八木行き急行が運転される。この急行は国分で五位堂行きに連絡する。現行の終電は23時38分発八木行き急行及び23時50分発五位堂行き区間準急であるから、最大19分の繰り下げとなる。
なお、2021年7月ダイヤ変更では、上本町23時58分発国分行き各駅停車の運転を取りやめていたが、ダイヤとしてはほぼ元に戻るかのようなところになる。
名古屋線
名古屋23時58分発四日市急行が運転される。蟹江より先の終電は23時40分発であったから18分の繰り下げとなる。
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