「会社直通列車」いまむかし part2【児島 下関】
JRは国鉄を6社に分割している。これは各社を超える列車がそこまで多くならないように調整されている。ではその列車数はいかほどかというお話である。(あれ全然変わらんくね)ってなったら国鉄時代までさかのぼってみようというわけである。
この記事は以下の太字の駅を扱っています。原則として在来線のみです。
中小国 熱海 国府津 甲府 塩尻 辰野 南小谷 直江津 猪谷 米原 亀山 新宮 児島 下関
他の駅は以下の記事から。
他の駅は以下の記事から。
児島駅
瀬戸大橋線こと本四備讃線の駅。
1988年に関しては開業ダイヤを記載している。それまでは宇高連絡船による接続だった。
快速マリンライナー、予讃線特急・土讃線特急、数は少ないが高徳線特急という感じである。
2019年春改正までは岡山ー観音寺・琴平の普通電車があった。
快速マリンライナーも本数の増発をし続けていたわけだが、2022年春改正で終電が上下1本づつ削られている。
下関駅
山陽本線の駅。山陰本線も全列車乗り入れる。
2022年時点では全列車下関駅で乗り換えとなっている。九州方面の電車は原則として門司行きないし小倉行き、一部日豊本線・鹿児島本線まで乗り入れる。
1988年時点では、寝台特急を除いたとしても一定数の列車が乗り入れている。米子ー博多間の特急はいそかぜである。急行ながとは下りは浜田発下関まで急行・小倉行き、上りは下関発益田行きと非対称であった。また、下関発の九州方面の列車も多数が小倉より先に向かう電車であった。
参考までに1985年ダイヤを参照したい。
網掛けはα列車である。1985年改正で臨時列車扱いとして増発された列車で、その多数は定期列車化されている。例えば9:11発門司行は山陰線吉見から下関までは定期列車、下関から門司はα列車となっている(1988年ダイヤでは門司乗り入れはなくなり、山陰線側が小串まで伸びている)。また13時29分発の博多行きは宇部新川から下関までがα列車だが、こちらは下関で系統分割して定期列車化されている(そのため1988年ダイヤのほうでは反映されていない)。10時31分発長門市行きは門司ー下関がα列車である、参考までに。
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