エンジョイエコカードを渡せない?
ひょんな用事があって御堂筋線の最南端・中百舌鳥駅に行ったところ、結構物騒な様子になっていたのでその様子をルポしつつ。
前に来た時にはここまで書かれていなかったようにも思いつつ他も眺めてみると
1日乗車券の回収ボックスが。「中に手を入れないでください」と書いてあるが、改札係員の目の前である。
Osaka Metro/大阪市交通局の1日乗車券については昔からエンジョイエコカードという名前の磁気券で発売されている。
駅構内での転売は禁止と書かれている。しかもよく見てみれば平成26年・大阪市交通局じだいからの掲示物となる。昔から問題にされていたのだが、現在は一歩進んで転売だけでなく”譲渡”も不可となっている。夕方以降、1日乗車券を使い終わった乗客が改札機の前に置いておいて、それを誰かが持って行くというやり方である。
なぜダメなのかという説明としては、「駅構内での譲渡・転売は禁止行為にあたる」というものである。
昔から貼ってある駅構内の禁止事項には物品の販売やデモ活動などが記載されてはいる。特に昔の大阪市交通局の話を知っている方であれば「もぎりのオバハン」の話を聞いたことがある人も居るだろう。市営地下鉄・市電の回数券をばら売りしている人の事である。今や見る影もないが、そのような行為を含めて乞食行為等が禁止されているというわけである。
もっとも1日乗車券自体、持参人式のきっぷ(つまりきっぷのを譲ること自体は(駅構内かどうかはともかくとして)OK)であり、利用終了後に回収するとも書いていないし、きっぷを券売機の前に放置することは「物品の販売」ではないと言わざるを得ない。Osaka Metroとしては歯がゆいところではあるが、どうしたものか…
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません