国土交通省に情報公開請求した話

2024年4月26日未分類

コミックマーケット103の余談を。
「鉄道運賃法制度の概要」を出したんですが、その中で結構様々な疑問が出てきたりしたわけで。具体的には、運輸審議会資料として掲載されている通達が抜粋でしかなく、その全文を手に入れることがインターネット上では不可能であったりしたということがありまして、じゃあということで行政文書開示請求を掛けることになりました。

9月30日:国土交通省はe-govから行政文書開示請求をすることができるので、住所やらなんやらを入力の上、開示請求をする資料をWordファイルに纏めて送信。ちなみに電子申請はアプリが必要。ただ、microsoftアカウントでログインできるので非常に便利。
10月2日:月曜日になって、国土交通省から電話。すると「請求書が適式でない」とのこと。e-govの画面上だと、プリセットの「行政文書開示請求書」という表紙を書いたからそれでいいのかと思えば、「郵送・窓口請求の様式にタイピングして、それを送ってください。手数料の納入はまた後日お知らせします」とのこと。これはHPの記載が悪いわ…
10月3日:とりあえず仰せの通りに請求書を送りなおす。9月30日の申請は取り下げ扱いになっていた。
10月10日:ログインすると、開示請求手数料の納入のお知らせが出ていた。郵送での手数料は300円で、収入印紙が必要だが、e-gov申請だと、ペイジーで200円になる。ひとまず京都銀行の口座から支払いをする。ただ、メールが来ないので自分でログインしてみていくしかない。
10月25日:親が京都銀行の記帳をしたよう(通帳と代理人カードを親に預けていて、家賃等々の振替分を口座から引き出しておいてもらっている)

公開請求する人のあるあるだそう。
11月2日:「行政機関の保有する情報の公開に関する法律」10条1項によれば、開示期限は開示請求のあった日から30日以内にされるとのことである。となると今日中に開示決定があるはずなのだがなあ…と思ったがe-gov上に変化はない。
11月6日:封書が届いた。
F-PGhfdbEAAwWFs
開示決定がなされた。
F-PhWtsbAAAjsns
F-PhZNnasAAhMKl
開示にかかる手数料は既に払った金額分を控除してくれる。となると20円を支払って郵送してもらおうとなったのだが、20円の収入印紙なんて買ったことないって…

11月7日:開示申出書を投函。

「5万円以上の高額な収入印紙は小規模の郵便局にはおいていない」とよく言われるが、10円や20円の収入印紙も置いていない場合が多い。大学前の郵便局には何とかおいてあったので一安心。
ちなみに郵便切手も合わせて送らないといけない。

11月13日:開示書類が届く
F-0csEcbgAAtkGj
届いた。郵便切手は確かに送ったものになっていた。

というわけで1か月半かかるということである。ご参考までに。