JR東日本 23年春ダイヤ改正詳報②(八王子支社・長野支社篇)

2024年4月26日未分類

2023年3月ダイヤ改正について(八王子支社)
2023年3月ダイヤ改正について(長野支社)

ほんと、JR東日本はまだ支社別にリリースしてくれるので助かる。

1.新宿行特急「あずさ」「かいじ」を東京まで延伸
現在東京行となっているあずさ・かいじは4号から16号まで(あずさ3本、かいじ3本)だが、1本目のかいじ2号とあずさ16号「も」東京行きとなる。

2.甲府附近 夕ラッシュ平準化
小淵沢駅から見ると
現行ダイヤは19時54分、20時19分、20時45分、22時23分
改正ダイヤは19時54分、20時45分、21時26分、22時23分
と概ね50分に1本程度になるように変更された
韮崎駅から見ると
現行ダイヤは20時19分、20時45分、20時54分、21時19分、22時49分
改正ダイヤは20時19分、20時46分、21時19分、21時52分、22時49分
となっている。1時間半も運転がなかったところを埋めるように変更している。

3.中央快速線
①朝ラッシュの本数変更
最ラッシュ時間帯から1本減らし、早朝時間帯に1本増やす
②夜間帯ダイヤ見直し
中野駅発23時台でも14本あるところをどうにかするということで、「ご利用しやすいダイヤとします」としか書いていないのでここでこれ以上言えない。
③その他本数見直し
減便、だろうなあ

4.青梅線・五日市線
①青梅~奥多摩間ワンマン運転開始・系統分離
4両編成で実施し、ドアの開閉は今まで通り
現行ダイヤだと朝夕に数本立川・東京方面との直通列車があるが、これもなくなり、「ホリデー快速おくたま・あきがわ」についても、「おくたま」は青梅乗換(奥多摩~青梅は臨時列車扱い)、五日市発着「あきがわ」は廃止
②青梅、河辺駅で新ホーム利用開始
青梅駅では現2番乗り場を挟んだ3番乗り場、そして東京方面への4番乗り場が入るホームを新設。河辺駅では現在の島式ホームと別に片側ホームを新設、利用開始する。
③青梅~立川からの東京方面の快速直通を増加
昼間毎時5本ある青梅線電車は、快速2本、青梅特快1本が東京に直通する。それを毎時1本程度以上づつ増やすこととなる。
④武蔵五日市~立川からの立川発着を拡大
土休日は4本、平日は2本が立川発着となる

5.北陸新幹線の所要時間短縮
大宮~高崎間のスピードアップによる。全列車概ね1~2分程度の速達化となる。

6.塩尻~長野間特急を新設
塩尻7:37→長野8:59
長野20:47→松本21:49
の2本である。
旧「おはようライナー」の後継快速とはまた別に設定されることとなる。

7.篠ノ井線パターンダイヤ化
松本ー塩尻間に1往復ワンマン電車を増発する。松本ー塩尻はざっくり40分間隔になる。
そしてその上でパターンダイヤ化する。
松本駅から長野行は11時台から15時台で特急が6分発、普通が30分発になる(普通電車は9時26分発から11時30分まで間隔があくということか?)
長野駅から松本方面は特急が0分発、普通電車が10分発(ただし12時台は篠ノ井行(増発分)なので篠ノ井→松本は2時間空くことになる)、しなの鉄道線が40分間隔になる。
なお、しなの鉄道線は長野口で8本削減される。 cf. 2023年3月のダイヤ改正並びに運賃の一部見直しのお知らせ(しなの鉄道)

8.最終電車の繰り上げ
飯山駅から長野方面は10分、長野駅からしなの鉄道線上田行は15分繰り上げる。このことにより、今までは篠ノ井線松本駅発最終の22時48ふんの電車から最終上田行が篠ノ井駅で4分の接続であったところが、接続がなくなる。

9.大糸線 ワンマン電車の方法変更
大糸線の松本方、有明まではワンマン電車でもすべてのドアから乗降可能となる(つまりは運賃箱での運賃授受を行わないことといえる)。有明まで無人駅は2駅だから問題ないとの判断だろう。