227系でワンマン運転の試験 車載カメラを利用 JR東に追随か

2024年4月26日JR各社/三セク国鉄

JR西日本は24日、ワンマン方式の検証として車載側面カメラを利用したものを実証実験すると公表した。

車両側面カメラを用いたワンマン方式の検証について(JR西日本)

現状では駅にワンマン運転用のミラーや、カメラを設置して実施しているところ、それら設備に代わるものを車載することを目的としている。
実証線区は山陽本線の福山ー徳山間、可部線、呉線で、いずれも現在227系0番台で運転されている。呉線ではワンマン運転を実施しているが、それ以外の線区においても実験は実施することになる。
期間は1月26日から当分の間である。

これに関してはJR西日本よりもJR東日本で先行実施されている。東北本線や、水戸線でのE531系や、相模線や、宇都宮線、房総各線で運用されているE131系がその例であるし、実際それらを活用したワンマン運転が実施されている。(さらに八王子~高麗川~川越間でもワンマン運転も実施が決定している)
JR西日本がこれに追随することになる。実際の導入があるとすれば24年春あたり、かなり早くても23年春となるだろう。