東北・北陸新幹線やJR東在来線 グリーン券を適正化へ

2024年5月10日JR各社/三セク国鉄

JR東日本及びJR西日本は26日、特急・新幹線のグリーン料金、グランクラス料金の改定を発表した。

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/211026_05_revision.pdf

改定は2022年春から。

対象列車は東北・北陸・秋田・上越・北陸新幹線及び、JR東日本の在来線特急。(なおサフィール踊り子の料金改定はこの記事では省略する)

改定理由は東北新幹線八戸開業で値下げした料金を他線区と同等にするため。順にみていく。

1.グリーン車
「他線」とあるのは、JR東日本とJR西日本の北陸新幹線部分以外で適用となるグリーン車料金。

km 現行 改定 他線
~100 1050 1300 1300
~200 2100 2800 2800
~300 3150 4190 4190
~400 4190 4190 4190
~500 4190 5400 5400
~600 4190 5400 5400
~700 4190 5600 6600
~800 5240 6600 6600
801~ 5240 6600 7790

600~700kmと801km以上以外は確かに他線区と同等になっているといえよう。

2.グランクラス
「JR北」とあるのはJR北海道のグランクラス料金。飲料軽食なしのグランクラスが2090円引きになること、およびJR東日本とJR北海道、JR東日本とJR西日本をまたいだ場合は各社でキロ数を計算して合算し、1050円を引くというルールは今までと同じ。

km 現行 改定 JR北
~100 6290 6540 6540
~200 7340 8040 8040
~300 8390 9430
~400 9430 9430
~500 9430 10640
~600 9430 10640
~700 9430 10840
701~ 10480 11840

3.サフィール踊り子 プレミアムグリーン料金
100kmまでは2550円から2800円へ、200kmまでは3600円から4300円へ。
上記1.でのグリーン券の値上げ幅と同額の値上がり。(プレミアムグリーンはグリーンの1500円増しを維持)

4.サフィール踊り子 グリーン個室料金
4人個室は8400円から11200円、6人個室は12600円から16800円へ。
1人あたり700円の値上げ。グリーン券200kmまでの値上げ幅と同額。

今回は適正なグリーン料金の徴収へ向けての改定とみられる。前に取り上げた指定席特急料金の改定(最繁忙期など)に関しては来年4月1日からの導入だが、これはおそらくダイヤ改正から導入されることを含み残しているのではないだろうか。指定席特急料金の増額とは連動させなくてもいいといところであるからである。もちろんJR東日本管内ではややこしいが…
料金の統一がすすむという意味ではこれはそこまで目くじらたてることではなく、やや歓迎する形で迎えるべき改定ではないだろうか。その意図するところも料金を同じ水準にするところであるし。

参考までに来年春に料金改定についての記事のリンクを。