Osaka Metro中央線 新車導入計画発表 万博に合わせ 【大阪メトロ】
もくじ
Osaka Metro は9日、新型車両400系と新造車両30000A系を導入すると発表した。
1.概要
導入本数は30000A系が6両10本、400系が6両23本となる。
現行は20系6両15本、新20系(24系)が6両5本
30000A系を22年7月から導入し、400系は23年4月から導入する。30000Ａ系は万博終了後谷町線に転用がすでに発表されている。
つまりは万博終了後は400系(と近鉄車両)での運転となる。20系は引退、新20系は他線区への転用あるいは廃車となる。
(万博により延伸するため+3本になるのだろう)
2.30000A系について
30000系といえばまずは2009年から谷町線に、2011年からは御堂筋線に導入され、Osaka Metroへ移行する前後には「新幹線のグリーン車並の座り心地」など話題を呼んだOsaka Metro第三軌条用の最新型である。
なお、Osaka Metroのリリースでは谷町線の運転開始について忘れ去られている…
車両デザインはこの通り。(HPより引用)
すでに谷町線に転属する想定で32x5yの数字が振られるようだ(2が谷町線をしも二けたで編成名を、表すが50番台は転属車に使われている)
車両内装はおおむね御堂筋線の31系に準じるようだが、腰掛は背をイエロー、座面をターコイズブルーとする。
すでにもう今までの大阪市営地下鉄の車両とは違うと思わせるだけのものがあるが、完全な新型車両である400系はコレどころではない。
3.400系について
またOsaka Metroがやってくれたと歓喜してしまうデザイン。ラインカラーを横帯として入れる大阪市交通局以来のスタイルではなく、扉を緑色にしてしまうということである。
そして車両の顔はポケモンのゴーゴリという人もいるが、JR北海道のH100系にちょっと似てる感じもする。
(他線区に合うかはまた話が変わってきそう)
窓が小さく見えるがこれは背摺が大きくなるからというところである。
画像を見るにつけ、今までの市営地下鉄以来の車両と一線を画すのはこれ以上説明しなくてもわかるくらいの画像がそろっているので是非リリースを見てほしい
さらにクロスシートを1両つけるというのだ。かなり挑戦的なことをやると感じる。通勤電車としてもかなり混む路線だからこの辺りは適宜修正が加わるのだろうと思う。曰く「目的地に向かって移動するワクワク感」を提供するとのことだ。
車内のLCD案内装置はさらに大型のものになる。そのほかバリアフリー対策などもあるが、新技術としては機械学習による運転制御をはじめとした自動運転の実証実験に対応した設備だ。
これは前々からうわさが出ていたところだから驚きはしないが、とかく車両のインパクトがすごくそれに圧倒されている。
(はたして近鉄車両はどうなるんでしょうね)