参宮急行の終焉…? 【近鉄減量改正】
近鉄は大手私鉄にしてはやや後発組ではあったものの、大阪電気軌道が参宮急行などのグループ会社を作って延伸を繰り返し、上本町から伊勢までを結ぶ電車を走らせ省線を圧倒した。
戦後もダイヤ改正で特急電車の拡充を含め阪伊間の交通の第一線を張っていた。
しかしこれも終焉を迎えるようだ。
これは現行ダイヤの名張駅平日時刻表抜粋である・
これがそのダイヤ改正後のものである。
五十鈴川行き急行が伊勢中川止めに短縮され、上本町ー鳥羽間特急は臨時列車化された。
これは近鉄のルーツからするとかなりのターニングポイントではないだろうか。
今回はこれだけです。
ディスカッション
コメント一覧
>>1
確かに青山峠か、中川より東を別会社にするということも考えられなくもないですが、今回のダイヤ改正で名阪特急が減便されているわけでもないことから、他の方策のほうが現実的ではないでしょうか。すなわち、支線系統の上下分離(運営元を近鉄に残したまま)や志摩線を経営分離(もともと別会社だったし)など今まで実施してきた策を行うのではないか(もし更なる経営改善を迫られるなら)と踏んでいます。
近鉄から名古屋輸送統括部を分離して別会社にする伏線ではないでしょうか。