台湾鉄道 30年ぶりの運賃改定へ
実はこの春台湾に行ってたもんで、台湾鉄道の運賃改定についても調べていたのでそれをお伝えしておこう。
要は約30年ぶりの運賃改定が、3月28日に行政院で認められたということである。運賃改定実施日は6月23日を予定している。
もっとも、通勤定期券等については運賃改定の影響を抑えるものとなっており、また、遠距離逓減制が実施されること、花蓮地区の優遇措置の実施などを考えているとしている。その他改札システム等の合理化等を実施する旨記載されている。
新旧の旅客営業規則に相当するものについて魚拓を取ったので、ここにリンクを張っておこうと思う。
現状台湾鉄道は包括運賃制度を取っており、区間車・区間快車(普通・快速)、莒光號(急行)、自強號(特急)と3段階に分かれている。改定前後の運賃を記載すると以下の通りである。(その他支線区などの運賃計算方法については直接PDFファイルを見ていただきたい)。ちなみに初乗り運賃は10kmで計算する。
改定後 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
改定前 | ~50km | ~100km | ~200km | ~300km | 300km~ | |
区間車 | 1.46 | 2.18 | 1.92 | 1.81 | 1.53 | 1.42 |
莒光號 | 1.75 | 2.61 | 2.3 | 2.17 | 1.83 | 1.70 |
自強號 | 2.27 | 3.39 | 2.98 | 2.81 | 2.37 | 2.20 |
なお、1元はおおよそ4.7円程度である。自強號の改定後運賃・料金でも日本円に直して賃率は16円である。
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