富山地鉄 運賃改定を申請 【多段階も…?】

2024年11月30日未分類

富山地鉄は、2025年4月1日の運賃改定を実施することを目して運賃改定を申請した。

鉄軌道事業の旅客運賃上限変更認可申請(運賃改定)について

運賃改定は消費増税を除けば1996年9月以来となる。

今回ニュースリリースに記載されているのは2025年4月1日の実施運賃である。

国土交通大臣に申請し、認可を受ける上限運賃は別途設定されて、その範囲内で実施運賃を設定し収受することになる。そして、上限運賃は「能率的な経営の下における適正な原価に適正な利潤を加えたものを超えないもの」の範囲内で認可される(要は上限運賃でも赤字か、”適度な”黒字までしか取れないことになる)。

今回富山地鉄は、現行運賃に25%の改定率を掛けて四捨五入したものを上限運賃とし、それを下回る実施(予定)運賃を既に決めている。となると、運賃引き上げの余地を残した運賃改定としているので、2025年4月1日以降の運賃改定も今後行われうることには留意したい。

【ご注意】

※30日追記:29日16時に投稿したのち、PDFが差し替えられ、上記の記述が消えています。

わかる範囲で記載していく(なお、富山ー上市間など特定区間運賃があるのだが、富山地鉄HP記載の旅客営業規則に別表がついていないので確認しようがない)。

キロ 現行 上限 実施
軌道線 210 260 240
キロ 現行 上限 実施
3km 210 260 240
6km 320 400 360
9km 420 530 480
12km 530 660 600
15km 640 800 740
18km 740 930 840
21km 840 1050  
24km 940 1180  
27km 1040 1300  
30km 1130 1410  
33km 1230 1540 1420
36km 1330 1660  
39km 1430 1790  
42km 1520 1900  
45km 1610 2010  
48km 1700 2130  
51km 1780 2230  
54km 1880 2350 2160
57km 1930 2410  
60km 1980 2480  
63km 2040 2550  
66km 2090 2610  
68km 2140 2680