山陽電車 運賃改定へ【上限まで引き上げ】
山陽電車は2025年1月に運賃改定を実施すると発表した。今回は認可を受けていた上限運賃への引き上げを行うものとしている。
バリアフリー加算10円含む | |||
km | 現行 | 届出 | 差額 |
1~2 | 170 | 170 | |
3~4 | 200 | 200 | |
5~7 | 250 | 250 | |
8~10 | 310 | 320 | 10 |
11~13 | 380 | 390 | 10 |
14~17 | 460 | 470 | 10 |
18~21 | 530 | 540 | 10 |
22~25 | 580 | 600 | 20 |
26~29 | 640 | 660 | 20 |
30~34 | 690 | 700 | 10 |
35~39 | 720 | 740 | 20 |
40~44 | 750 | 780 | 30 |
45~49 | 790 | 800 | 10 |
50~54 | 820 | 830 | 10 |
55~60 | 840 | 860 | 20 |
この差額については、2014年の消費税引き上げ(申請リリース)・2019年の消費税引き上げ(申請リリース)前から継続して認可運賃より安い実施運賃としていたものであった(いつ引き下げたのかはわからないままです)。今回はこの経営判断で引き下げていた分を上限いっぱいまで使い切ることになった。なお、通勤定期も同様の引き上げを行っているが、通学定期は据え置きとなっている。
向こう3年が概ね黒字となる場合、上限運賃を引き上げることはできないが、過去に経営判断として引き下げていたものを上限目一杯まで引き上げ直すということはちょくちょく行われている(例:山陽新幹線の特急料金)。上限との差を設けている例はそこまで多くない(例:北総、Osaka Metro、他にもあったような気もする)が、今後こういう余地を残している場合には追従する例もあるかもしれない。
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