朽網駅特急ルート、更に充実へ【26年春改正】
JR九州と北九州市の共同リリースより。2026年春ダイヤ改正で朽網駅に停車する特急がさらに増えるという。いやなんでリリースを分けたんだ。
朽網駅は小倉駅から日豊線を南に6駅・15kmのところで、特急であれば小倉から10分、博多から60分、大分から80分で、普通電車なら小倉から20分弱になる。北九州空港は主にスターフライヤーが11往復、JALが3往復運航している海上空港である。アクセスとして、朽網からバスで17分、博多・小倉からの直行バスを使うより乗換ルートのほうが安くて便利だということを強調づけるための施策が「朽網駅特急ルート」である。
朽網駅特急ルートの始まりは2025年4月1日で、こちらはダイヤ改正とずれたタイミングでのスタートとなっている。まずはその際のニュースリリースから確認していく必要がある。
2025年4月1日からの停車列車と朽網駅停車時刻は以下の通りである。
【大分方面行】
ソニック1号(7:24)
にちりんシーガイア5号(8:45)
ソニック31号(15:19)
ソニック37号(16:53)
ソニック43号(18:20)
【博多方面】
ソニック6号(7:56)
ソニック8号(8:33)
ソニック16号(10:28)
ソニック42号(16:53)
ソニック48号(18:28)
この際、朽網駅から北九州空港のバスは27往復から40往復に、小倉駅からの直行バスは17往復から21往復へ、それぞれ増発されている。
では今回のダイヤ改正ではどうか。加除すると以下の通りになる。
【大分方面行】
ソニック1号(7:24)
にちりんシーガイア5号(8:45)
ソニック7号(9:26)追加
ソニック19号(12:19)追加
ソニック31号(15:19)
ソニック37号(16:53)
ソニック43号(18:20)
ソニック49号(19:58)追加
【博多方面】ソニック6号(7:56)通過ソニック8号(8:33)
きらめき101号(10:10)追加ソニック16号(10:28)通過ソニック18号(10:53)追加
ソニック40号(16:28)追加ソニック42号(16:53)通過ソニック54号(19:53)追加
ソニック48号(18:28)通過
にちりんシーガイア14号(21:01)追加
ソニック58号(21:29)追加
ソニック60号(22:49)追加
大分から博多方面については、最終付近4本中3本が停車することとなっており、今まで以上に丁寧に朽網駅から北九州市内への利用を促そうとしていることが分かる。一方で博多から大分方面はそこまで早朝時間帯を増やしていない(小倉始発のにちりん3号などもあるが…)。なお、北九州空港の出発時間帯は6時~21時頃、到着は9時~24時頃となっているということには留意しておきたい(リンク)。
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